最近は、メンズの間で、ラウンドファスナータイプの財布が流行っているといいます。容量が多く、内容物をしっかり守ってくれる上、大きく開いて視認性も良いという、機能性の高いラウンドファスナー財布。そんな長財布の人気ブランドって、一体どんなラインナップになっているのでしょうか?こちらでチェックしていってください。
1位 aniary(アニアリ)
どんなブランド?
アニアリは、1997年に誕生した日本のブランドです。デザインは日本で行っていても、生産はアジアに頼るというメーカーが多い中、アニアリでは、徹底してメイドインジャパンであることにこだわっています。
皮革に関しても、オリジナルで開発するなど、本気度の高いブランドです。
品数やカラーバリエーションも豊富であるため、ショッピングをしていると、楽しく豊かな気持ちを味わえることでしょう。
価格帯や購入層は?
アニアリの商品を購入している層は、革製品を愛し、ちょっとだけ個性をアピールしたいという考えを持つ、20代、30代、40代くらいの男女です。
アニアリなら、フォルムはオーソドックスでも、見たことのないカラーの財布などが見つかるので、普通過ぎるのが嫌いだというタイプの人に打ってつけなのです。
お薦めのシリーズは?
01-20003
ジップ式長財布の決定打!というキャッチコピーの元に展開されている、アニアリの自信作です。クラッチやポーチにも通じる雰囲気のある、収容力に優れた商品です。素材には、アニアリの定番、アンティークレザーが採用されています。
12-20003
人気沸騰中のジップ式長財布を、上品で大人っぽい、クロコ仕様で仕上げた商品です。ホンモノのクロコではなく、エンボスでクロコ風をアピールしているため、価格帯もお手頃というところが魅力。
2位 土屋鞄製造所
https://www.tsuchiya-kaban.jp/
どんなブランド?
土屋鞄製造所は、日本で昔から革製品の開発および販売を行っている、信頼と実績の老舗ブランドです。
元々は、ランドセルの製造を行っていたブランドでもあり、近年になって、大人向けのオシャレなランドセルを新たに開発するなど、新たな挑戦を常に続けています。
老舗なのに古めかしい感じはなく、逆に最先端のファッション性を追求しているような新しさがあり、ハイセンスでもあるため、若者のからの人気が高いという特徴を持っています。
価格帯や購入層は?
土屋鞄製造所の商品を購入している層は、幅広くなっています。
そろそろ大人っぽい革の財布が欲しい…と考え始める、20代くらいの若者も手を伸ばしますし、昔からのファンだという50代、60代の人々も、土屋鞄の財布やバッグを愛用していたりします。
価格帯は、高いわけでも、安いわけでもなく、安心して購入できるラインに設定されていると言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
ブライドルファスナーロングパース
英国で馬具に用いられてきた伝統的な皮革、ブライドルが採用されているロングウォレットです。白い粉の浮いている感じが、アンティークな魅力を放っており、次第に磨きが掛かって艶が深まる経年変化の具合も楽しめる逸品です。
ニッティングメッシュファスナーウォレット
優秀な職人がいなければ決して実現しない、レザーの編み込み式ウォレットです。遠くから見ると、キラキラ表面が輝いて見えるため、シンプルでありながらも存在感は抜群。大人の階段を昇る第一歩的なアイテムです。
3位 YUHAKU(ユハク)
どんなブランド?
YUHAKUは、日本の職人であり、デザイナーでもある、仲垣友博氏が立ち上げた革製品のブランドです。
YUHAKUといえば、何といっても、独特な染色技術を評価すべきでしょう。
いくつも色を重ね、豊かな美しいグラデーションを表現しているのに、どこまでも透明感があるため、YUHAKUの財布は、まるで美術館に飾られている芸術品のようなのです。
価格帯や購入層は?
YUHAKUの商品を購入している層は、アーティスティックな感性を持つ、30代前後のメンズです。
YUHAKUの場合は、海外ハイブランドのように、ネームバリューがあるから、よくわからなくても買ってしまう…という感じではなく、とにかく商品の放つオーラと圧倒的な美しさに魅せられて、一目惚れする人が多い、というのが特徴です。
お薦めのシリーズは?
ラウンドファスナー束入れ
これぞ、YUHAKUの真骨頂!という、色彩の美しさが主役のラウンドファスナー式長財布です。仕事中でも、デスクの上に出しておき、疲れたら眺めたくなるほど、人を癒やす美しさを持っていると言えるでしょう。
クロコダイル&ベビーカーフ ラウンドファスナー束入れ
YUHAKUの持つ染色技術の高さと、クロコダイルというレザーの高級感が、見事にマッチしている逸品です。リアルクロコの放つ、説得力のある佇まいに魅せられてみてください。価格は8万円ほどです。
4位 Felisi(フェリージ)
どんなブランド?
フェリージは、イタリアで誕生したブランドです。海外発でしかもイタリアというと、高級で手が出せなそう…と警戒する人も多いかもしれませんが、フェリージの場合、そのようなことはありません。
フェリージの特徴は、どこまでも上品で洗練された空気を放っていながら、素材などの使い方が巧みであるため、価格帯を絶妙に低いラインに抑えてきている、とうこと。そのため、若いビジネスマンからの支持が特に熱くなっています。
価格帯や購入層は?
フェリージの商品をメインで愛用している層は、20代後半くらいから、40代くらいまでのビジネスマン達です。
フェリージの商品は、カラーリングがハッとするほど鮮やかという特徴も持っていますので、地味になりがちなファッションに挿し色として使うのも効果的です。
財布の価格帯は、5万円前後です。
お薦めのシリーズは?
125/SA
大人っぽい雰囲気のクロコダイル調をエンボスで加工してあるロングウォレットです。定番のブラックやブラウン以外に、鮮やかなオレンジ、レッド、ライムグリーンなど、カラーのバリエーションが豊富なので、よく検討してください。
125/4/LD
柔らかな質感が魅力のソフトキップレザーで仕立てられている、ロングウォレットです。フェリージのロゴが中央に刻印されている以外は、非常にシンプルな見た目ですが、カラーで個性をアピールすることができるでしょう。
5位 ILBISONTE(イル ビゾンテ)
どんなブランド?
イルビゾンテは、イタリアで誕生した本格的な革製品のブランドです。
イタリア発の本格的なブランドというと、地味で古くさいのではないか…という先入観を持つ人もいるかもしれませんが、イルビゾンテはファッションの流行に敏感な若者も、確実に反応するオシャレで洗練された空気感を持つブランドです。
革製品の開発のみを行っているため、品数が豊富でバリエーションが多いというところも大きな魅力です。
価格帯や購入層は?
イルビゾンテの商品を購入しているのは、オシャレにきちんとお金を掛けたい、しかも良質なものを持っていたい、というファッションに対してこだわりを持つ若い世代の男女です。
ユニセックスなブランドであるという特徴もあるため、プレゼントにも最適です。価格帯は、安いわけではありませんが、そこまで高いわけでもないため、まさに狙い目です。
お薦めのシリーズは?
ロングウォレット
イルビゾンテオリジナルのバケッタレザーが採用されいてる、シンプルで使いやすいロングウォレットです。イルビゾンテ初心者が、デビューを狙うのにも向いている、王道の商品であると言えるでしょう。
ロングウォレット
容量の大きいジップ式ウォレットです。内側には充実したカードホルダーや、使いやすいコインケース、チケットホルダーなどが配されており、シンプルでありながらも、高い機能性を実感することができるでしょう。
6位 HERZ(ヘルツ)
どんなブランド?
いわゆる、革製品マニアで、革の持つ、あの独特な雰囲気を味わうのが好きだという人は、ヘルツに魅せられてみてください。
ヘルツは、とにかく職人の「愛」が感じられるブランドです。職人さんが、思いを込めて丁寧にハンドメイドで制作しているという商品の数々には、まるで生きているかのような豊かな表情があります。
ヘルツというのは、ドイツ語で「愛」を意味するとのことで、作品を見ていれば、そのブランド名の由来にも納得できることでしょう。
価格帯や購入層は?
ヘルツの商品を愛用している層は、幅が広くなっています。
価格帯が、国産のハンドメイド品にしてはかなり良心的に設定されているため、学生達もファッションの一環として、ヘルツの革製品を取り入れていますし、昔からのファンであるミドル層も、ヘルツの財布やバッグを様々なシーンで活躍させています。
お薦めのシリーズは?
ファスナー長財布
ネイビーの革色で企画品を作る、という、ヘルツが気合いを入れているプロジェクトの一環で、こちらの商品は生まれています。1点、1点、仕上がりの表情が違うため、自分だけの財布であるという実感や愛着が、他の製品よりも生まれることでしょう。
ファスナー長財布
ヘルツの財布の中で、一番の人気モデルとなっている、ファスナー式長財布です。大きく開く視認性の高い構造や、豊富なカード入れ、センターに配されているファスナー付きの小銭入れ、などなど、見た目だけでなく機能性にも優れている逸品です。
7位 GUCCI(グッチ)
どんなブランド?
グッチは、今さらその魅力を語るまでもない、イタリア発の超高級一流ブランドです。
派手過ぎることも奇抜過ぎることもないのに、ほどよくゴージャス感があり、インパクトや個性も絶妙な具合に抑えられているので、いつものファッションに華を添えたいと考えた時、これほど合わせやすいブランドも珍しいでしょう。
芸能人など、セレブにもファンが多い、安定感と知名度が抜群のブランドです。
価格帯や購入層は?
グッチの商品を購入している層は、経済的に余裕のあるセレブが中心ですが、高級ブランドとしての知名度が抜群であるため、一点豪華主義で、普段のファストファッションに華を添える目的で購入を考える、ライトなファンも存在します。
手っ取り早くオシャレになりたかったら、グッチの財布を購入するというのは、手堅い選択肢であると言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
〔グッチ プリント〕 レザー ジップアラウンドウォレット
グッチの財布であるということをアピールするのに、ここまで王道な商品もない!というくらい、グッチが全面に押し出されている高級ロングウォレットです。ホンモノのファンでなくても是非、挑戦して欲しい商品です。
ビー(ハチ) プリント GGスプリーム キャンバス ジップアラウンドウォレット
グッチらしいお馴染みのモノグラム柄に、ニューアイコンであるビーが浮き上がるようにプリントされている、スーパーハイセンスなジップアラウンドウォレットです。こちらで、価格はおよそ8万円ほど。高いと考えるか、安いと考えるか、価値観が試されるところでしょう。
8位 HERGOPOCH(エルゴポック)
どんなブランド?
エルゴポックは、日本で誕生した、本格的な革製品のブランドです。エルゴポックでは、「ひけらかしていないのに、きちんと主張がある」ということをコンセプトに、説得力のある商品の数々を展開しています。
特に、オリジナルで国内にて開発を行っているレザーには、独特の味わいがあり、アンティーク調なのに今風でもあるという絶妙なテイストを楽しむことができるでしょう。
価格帯や購入層は?
エルゴポックの商品を愛用している層は、革製品のブランドに関してアンテナを張っている、いわゆる「お目の高い人々」が中心です。
エルゴポックは、国産の良質な革製品を、手頃な価格で入手できるブランドとして、ツウが狙うようなブランドなのです。
世代的には、30代後半くらいがベストマッチすると言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
06W-WTR-RD
エルゴポックの「良い仕事」感が全面に溢れ出ている、オーソドックスな雰囲気のジップファスナー式長財布です。手塗り素材ならではの、美しい色ムラをたっぷりと堪能してみてください。もちろん、機能性も抜群です。
BLW-WTR_GR
堅牢な英国製のブライドルレザーによって仕立てられている、重厚な雰囲気の長財布です。内装にも国産のヌメ革がふんだんに使われているという、贅沢な逸品。選りすぐりの職人達による手仕事の成果をお楽しみください。
9位 GANZO(ガンゾ)
どんなブランド?
ガンゾは、日本で誕生した革製品専門のブランドです。質の高い国産の革製品を狙っている、という人なら、間違いなくガンゾの名を知っていることでしょう。
ブライドルやコードバンをはじめとする、メンズからの人気が高い、様々な革素材を取り扱っているので、定番のレザー財布を求めているなら、とりあえずガンゾを覗いてみるといいでしょう。
価格帯や購入層は?
ガンゾの商品を購入している層は、革素材に対して、強いこだわりや思い入れを持っている、30代~50代くらいの、本格志向なメンズです。
スーツスタイルとの相性が最高に良い、オーソドックスな定番アイテムが揃っているので、欠かさずチェックしてみてください。
価格帯は、高いけれど高過ぎない、絶妙なラインに設定されています。
お薦めのシリーズは?
SHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)ラウンドファスナー長財布
艶っとした静かな美しさをたたえる、上品なシェルコードバンの魅力をたっぷりと堪能することのできるラウンドファスナー式長財布です。革の質を主役に楽しみたいなら、やはり、ガンゾで商品を購入すべきでしょう。
BRIDLE CASUAL (ブライドルカジュアル)ラウンドファスナー長財布
ブライドルのように重厚感がある、伝統的な皮革の魅力を楽しみたい場合も、やはりガンゾを選ぶのがお薦め。安心して仕事を任せることができるブランドなのです。伸び縮みが最も少ないと言われるブライドルを、外と内、両面に使用している贅沢な商品です。
10位 SOMES SADDLE(ソメスサドル)
どんなブランド?
ソメスサドルは、日本で馬具を製造するメーカーとして誕生した、他とは毛色の違う経緯を持つ、独特の革製品ブランドです。
馬具のデザインや開発を行っていただけあり、商品の持つテイストにも、馬っぽい要素が、ところどころ取り入れられているなど、少し個性的な雰囲気が魅力となっています。ツウが狙う、穴場ブランドといったところでしょう。
価格帯や購入層は?
ソメスサドルの商品を購入しているのは、他の人とは少し違う、独自の路線でファッションを追求したがる、本格志向の男女です。
メインターゲットは、30代といったところでしょう。大人っぽいのにちょっと遊び心のある感じが、ソメスサドルらしさと言えます。
価格帯は、そこまで高級というわけでもなく、ほどよいラインに設定されています。
お薦めのシリーズは?
GB ラウンド束入れ
ヨーロッパ産のブライドルレザーには、落ち着きと上品さが感じられます。ビジネスでもカジュアルでも、幅広いシーンで活躍させられそうな、定番っぽい雰囲気に仕立てられているので、安心して購入してください。
パスチャー ラウンド束入れ
イタリア産のベジタブルタンニンレザーが採用されいてるシリーズです。革本来の風合いを活かすため、血筋やトラの表情をあえて見せるよう、こだわったとのこと。使い込むほどに味わいを増していく経年変化もお楽しみください。
まとめ
以上、こちらの記事では、ラウンドファスナータイプの長財布で人気となっているメンズ財布のブランドを、ランキング形式でご紹介してきました。お目当ての財布は、見つかりそうでしょうか?購入の際には是非、参考にしてみてください。