こちらでは、40代の男性に人気の、メンズ財布ブランドをご紹介していきます。
40代というと、ビジネスマンであれば、管理職を任されるようになるなど、ベテラン世代として、若手にナメられないような財布を持ちたくなる年頃であると言えるでしょう。
海外のハイブランドから、本格的な国産のブランドまで、幅広いブランドがランクインしていますので、チェックしていってください。
1位 COACH(コーチ)
どんなブランド?
コーチは、アメリカのマンハッタンで1941年に創業したブランドです。
馬車のロゴマークが有名で、エルメス、グッチ、プラダ、などとともに、多くの女性から愛されているブランドですが、実はメンズラインも非常に充実しています。
コーチのバッグを愛用していると、奥さんと仲が良いのかな?といったような印象を与えることもできるため、いかにも男性的なブランドを愛用するよりも、周囲からの印象はアップするなんてことがあるかもしれません。
基本的には、落ち着いたデザインのものが多いですが、品揃えが豊富で、ポップな雰囲気のものも展開されています。
価格や購入層は?
コーチの財布やバッグは、比較的高い年齢の人々から愛されている印象です。
海外のハイブランドの中では、比較的求めやすい方の価格帯に設定されているため、経済的でありたい、しかし、財布くらいはいいものを持っていたい!と考える人が、コーチに思いを寄せるといった傾向にあるようです。
財布の相場は、2万円~4万円台くらいのものが中心です。
お薦めのシリーズは?
アコーディオン ウォレット ウォーター バッファロー レザー
ワイルドな質感が魅力のウォーターバッファローレザーによって仕立てられているシリーズになります。こちらの長財布は、スマホなども収納できるサイズ感で、ラウンドジップ開閉式なので、内容物を落下などからしっかりと守ります。
3-IN-1 ウォレット スムース レザー ウィズ ヴァーシティー ストライプ
シャープなストライプの配色センスが魅力的なシリーズ。コーチは大人っぽいブランドですが、こちらのシリーズは、洗練された都会的でポップなセンスを感じさせてくれます。地味にまとまってしまいがちなスーツスタイルにも華を添えられそうな印象です。
2位 COCO MEISTER(ココマイスター)
どんなブランド?
ココマイスターは、日本で創業して以来、どんどんと実績を伸ばしている、売上好調な話題のブランドです。
一般的な知名度となると、そこまで高くないかもしれませんが、ビジネスマンが選ぶ新定番ブランドとして、今後、確実に定着していくであろう、という印象です。
商品の特徴としては、至ってシンプルで、スーツに似合いそうなものが中心に展開されています。
ヨーロッパから輸入した上質な皮革を、日本の熟練された職人が縫製しているという、黄金のコラボレーションが売りとなっています。
価格や購入層は?
ココマイスターのバッグに関心を示す層は、そろそろ本格的な革の財布やビジネスバッグが欲しい…と検討し始める、30代以降の男性です。
どのブランドを選んだら良いか、よくわからないけれど、とにかく質が良くて、永く使っていけそうなものを…というニーズを持っている人にとって、ココマイスターはドンピシャでハマるブランドです。
財布の価格帯は、およそ2万円~5万円くらいです。
お薦めのシリーズは?
マットーネシリーズ
イタリアの伝統的な皮革、マットーネが使用されているシリーズの財布になります。柔らかい表情が魅力のマットーネは、経年変化を楽しむのにもうってつけです。今から、5年、10年と愛用していくことを見越して購入してみてください。
クリスペルカーフシリーズ
ココマイスターでは、数多くの種類のシリーズが展開されていますが、そんな中でも、クリスペルカーフは一際高級で異色な存在であると評価されています。ドイツ産ならではの、ちょっとクールでサラッとした表情のレザーに酔いしれてみてください。
3位 BURBERRY(バーバリー)
どんなブランド?
英国のロンドンで誕生したブランド、バーバリーは、世界中の人々に愛され続けている、老舗ブランドです。
特に日本人からの支持は絶大であり、路面店が多いのはもちろん、有名デパートには必ずインショップとして入っている…、それくらい、バーバリーは、国民的人気ブランドとなっています。
バーバリーの特徴と言えば、それは何といっても、あの上品なロンドンチェックでしょう。
安室ちゃんが、結婚記者会見の時に履いていたスカートもバーバリーだったので、当時、バーバリーは大ブームとなりましたが、その時期が去って以降も、安定した人気を誇っています。
価格や購入層は?
バーバリーの商品を購入している層は、非常に幅が広く、キッズラインなども充実しているため、それこそ、老若男女から愛されています。
世代を問わず、愛用できるブランドなので、1つ持っておくと、永年使っていけることは間違いありませんし、親から子へと受け継いでいけるような類のブランドでもあります。
財布の価格帯は、3万円~7万円くらいです。
お薦めのシリーズは?
ハウスチェック&レザー コンチネンタルウォレット
グレイニーレザーと、イングランド製のハウスチェックが組み合わされている、いかにもバーバリーらしいハイセンスっぷりが伝わってくるシリーズです。ロゴがなくてもバーバリーとわかりますが、中央にゴールドの文字が輝いているので、安心感もあります。
レザー&ハウスチェック インターナショナル バイフォールドウォレット
斬新なカラーと、ハウスチェックとの組み合わせが、洗練された都会的な空気感を漂わせている、注目のシリーズ。こちらの二つ折りタイプは、スーツに収まるサイズ感が魅力的です。バーバリーは案外、大胆な色使いも特徴的だったりするので、注目してみてください。
4位 PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)
どんなブランド?
ペッレモルビダは、地中海でのバカンスのような雰囲気漂うブランドですが、実は日本発のメイドインジャパンブランドです。
豪華客船の旅に連れていきたくなるようなアイテムを展開する、というわかりやすいコンセプトを打ち立てているので、ファッションコーディネートをする際にも、明確な方向性を打ち立てやすいことでしょう。
ユニセックスなブランドですので、カップルや夫婦での愛用にも向いています。40代のメンズ、ウイメンズに、しっくりくることでしょう。
価格や購入層は?
ペッレモルビダの商品を購入している層は、30代、40代の、エレガントな雰囲気を求める男女です。
高級感があり、上質なメイドインジャパンの財布が手に入るのに、価格帯についてはそこまで高過ぎるということがないため、狙い目のブランドであると言えるでしょう。
財布の相場は、およそ2万円~4万円くらいです。
お薦めのシリーズは?
BA110-長財布(小銭入れ付)
スーツに似合う、シックなシリーズの財布です。札入れや小銭入れ以外にも多数のポケットが施されており、機能的にとても充実しています。色気のある型押しレザーと、船底を思わせる流曲線が、ペッレモルビダならではの魅力を感じさせてくれます。
Barca BA004-二つ折り財布
バイカラーが魅力的なシリーズで、こちらは、コンパクトな二つ折りタイプの財布です。素材に使われているのは、姫路のタンナーでオリジナルに開発したという、シュリンクレザーとのこと。カラーバリエーションも豊富で鮮やかなので、迷ってみてください。
5位 dunhill(ダンヒル)
どんなブランド?
ダンヒルは英国を代表する、超有名一流ブランドです。創業から100年以上もの歴史を持つという、伝統的な老舗ブランドでもあります。
ダンヒルの財布やバッグやスーツが似合うようになるには、それ相応の地位を確立していなければいけないでしょう。というわけで、まさに40代以降の男性にとって、ダンヒルの財布を持つという行為は「特権」となってくるわけです。
40代のうちに購入しておくと、50代、60代になった頃、見事に経年変化を遂げた、味わい深いダンヒルの財布を使えるようになるという点も魅力です。
価格や購入層は?
ダンヒルは、渋いメンズ向けの高級ブランドになるため、ターゲットとなっている層は、30代、40代以降のメンズです。
女ウケを狙いたいなら、もう少し都会的でチャラっとした感じのブランドを狙うという手もありますが、ダンヒルのアイテムは、男が憧れる男になりたい人が購入していく、といった感じです。
財布の価格帯は、3万円台くらいから、6万円台くらいまでのもが中心です。
お薦めのシリーズは?
サイドカー 10CC コートウォレット
洗練された外見ながらも、優れた耐久性を誇るシリーズです。10箇所ものカードスロットや、札入れ用のスリーブ、スリップポケットなどが完備されており、機能的にも充分な仕上がり。大人な男性のためのマストアイテムといったところでしょう。
カドガン ジップアラウンドコートウォレット
人気の高い、カドガンシリーズです。洗練されたカーフレザーに、ラグジュアリーなラムスキンのライニングというコンビネーションが絶妙。フロントに施されたADのロゴバッヂが、存在感を放っており、この財布が特別なブランドのものであるということを証明してくれています。
6位 ETTINGER(エッティンガー)
どんなブランド?
エッティンガーは、英国発の気品溢れる紳士向け高級ブランドです。1934年創業という、伝統的なブランドで、あのチャールズ皇太子もエッティンガーの商品を愛用していると言います。
街に行けば必ず見掛けるようなブランドと違い、エッティンガーは店舗数が少ない上に、展開されている商品もそれほど多くないため、お目当ての商品を入手するのが、非常に困難なブランドとなっています。
ただ、それでも、熱狂的なファンは多く、入手困難だからこそ、夢中になってエッティンガーの財布を手に入れようとする人も存在するようです。
価格や購入層は?
エッティンガーの商品を購入している層は、まさに40代前後のメンズがドンピシャであると言えるでしょう。
ベテラン世代に突入し、品格と重厚感が求められるようになってきた男性にとって、エッティンガーは、うってつけのブランドであると言えます。
価格帯は、かなり高価であるというような印象を持っている人もいるかもしれませんが、実は、そこまででもなく、2万円~4万円くらいまでで入手可能となっています。
お薦めのシリーズは?
BH953AE LONG WALLET WITH ZIP
小銭入れ付きの、高級感溢れる長財布です。シックな外装に、鮮やかなイエローの内装、というのは、エッティンガーが得意としている象徴的なデザインになります。会計時にこのイエローがチラッと見える様を想像し、ニヤリとしてみてください。
OH030JR BILLFOLD
支払いは、紙幣とカードが中心。小銭は別で持ち歩きたいという人にとって、こういったスタイリッシュな財布は重宝することでしょう。カラーは、5種類ほどあり、いずれも内装とのコントラストが楽しめる仕様となっています。
7位 万双(マンソウ)
どんなブランド?
万双の名前を知っている人は、かなりの革製品マニアか、情報通な人であると言えるかもしれません。
一般的な知名度は、あまり高くないのですが、万双の商品がものすごくいい!ということは、革製品のことを少しでも調べたことのある人なら、皆知っているという…。万双は、そんな美味しいポジションにあるブランドなんです。
万双の財布を使っていたら、同僚や後輩から、尊敬のまなざしで見てもらえるかもしれません!
価格や購入層は?
万双の財布を購入している層は、30代、40代前後の、本格志向な男性です。
20代くらいの、まだまだ弾けていたい若者にとっては、万双の価値は、あまりわからないかもしれません。
熟練された職人が、素材選びから、裁断から、縫製から…、とにかく強いこだわりを持って造っているという紳士向けの革製品は、その良さがわかる40代の男性にこそ、愛用して欲しいものです。
財布の価格帯は、3万円前後といったところです。
お薦めのシリーズは?
コードバン 長財布(小銭入れ無)
万双でロングセラーを誇っているという人気のシリーズです。コードバンといえば、ビジネスマンが選びたがるレザーの最高峰であると言えるでしょう。艶っとした輝きから、革の世界でダイヤモンドと呼ばれているコードバンの魅力をたっぷりと堪能してみてください。
ブライドル ラウンド長財布
英国発の伝統的な皮革、ブライドルレザーの魅力を堪能できるシリーズです。表面にプルームと呼ばれる白い粉が浮いているブライドルは、アンティークな質感が魅力で、経年変化もバッチリ楽しめます。こちらはラウンドジップスタイルの長財布で、実はカラーバリエーションが豊富です。
8位 Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレフェラガモ)
どんなブランド?
サルヴァトーレフェラガモは、イタリアで、1927年に創業した、超一流高級ファッションブランドです。
元々は、靴を製造するブランドとして有名になり、女性向けのブランドとして高い地位を築いてきましたが、実はメンズラインも充実しています。
海外のハイブランドの中では、独特の存在感を放っており、ヴィトンやグッチのように、若者が飛びつきたがる感じではなく、本物のセレブだけが愛用しているような、そんな印象のブランドであると言えるでしょう。
価格や購入層は?
フェラガモの商品を購入している層は、金銭的に余裕のある、30代後半くらいから、40代くらいの大人な世代です。
価格帯については、バカみたいに高い!というイメージを持っているかもしれませんが、実はよくよく調べてみると、そこまででもなかったり。
ただ、世間一般には、フェラガモ=高級ブランドというイメージが定着しているので、これは狙い目であるとも言えます。
予算は、5~6万円が必要といったところでしょう。
お薦めのシリーズは?
カーフ 長財布
アイコニックな、ダブルガンチーニのメタルオーナメントが象徴的で、独特なオーラを放っているシンプルなシリーズの長財布になります。ソフトかつ薄手でありながらも、カードスロットは、16枚分と、充分な収容力を誇ります。
カーフ 二つ折り財布
レザーの財布は、傷が気になってしまいがちですが、こちらは、引っ掻きキズや汚れなどに強い、エンボス加工の施されているタイプの、シリーズになります。ダブルガンチーニのオーナメントも、コーナーにしっかり輝いており、存在感を発揮しています。
9位 FUJITAKA(フジタカ)
どんなブランド?
フジタカは、その名前からもわかる通り、日本が発信しているメイドインジャパンな革製品のブランドです。その歴史はかなり古く、創業は、1941年にまでさかのぼります。
フジタカは、日本に古来から伝わっている、伝統的な色彩を大事にしているブランドです。「藤」「桜」「梅」などなど、いわゆる「赤」や「青」ではない、絶妙で繊細な色使いが特徴となっていますので、ピンと来た人は是非、商品をチェックしてってください。
価格や購入層は?
フジタカは、一般的な知名度はそこまで高くありませんが、良質な商品を造り続けている老舗ブランドとして、「知る人ぞ知る」的なポジションを築いています。
購入層は、30代~50代くらいの男性で、日本の職人が手作業で生み出すような、本当に良質な財布やバッグを使いたい!と願う人々から支持されています。
価格帯は3万円~5万円くらいです。
お薦めのシリーズは?
二つ折り財布 カード段13 オイルコードバン
希少価値の高い、オイルコードバンが贅沢に使用されているシリーズになります。内装には、発色の良いアニリンレザー採用されており、開閉する度にテンションを上げてくれることでしょう。色に対して造詣の深い、フジタカならでのカラーステッチも魅力です。
長財布 カード段10 通しマチ オイルコードバン
オイルコードバンと、アニリンレザーのコンビネーションによって仕立てられているシリーズで、こちらは、長財布タイプになります。オイルコードバンは、水染めのコードバンと違い、均一的でないナチュラルな表情が魅力です。世界で最も美しいと言われる革を堪能してください。
10位 青木鞄
どんなブランド?
青木鞄の歴史は非常に古く、創業は明治27年とのことです。昔から紳士向けの革製品を造り続けているブランドということで、そのイメージを生かしたような、アンティークで風格や重厚感のある財布や、バッグの数々を展開しています。
青木鞄の商品は、一言でいうと「ダンディー」であるという印象です。
利便性だけを追求したような製品でなく、持っていて様になるような、ずっと眺めていたくなるような…、そんなアイテムが揃っていますので、ピンと来た人は、青木鞄に注目していってください。
価格や購入層は?
青木鞄の商品と相性の良い層は、40代、50代くらいの男性であると言えるでしょう。
機能性重視を嫌う、美意識の高い人、没個性になってしまいたくない、アーティスティックな感性の鋭い人は、青木鞄の財布やバッグを好んで購入していく傾向にあるようです。
財布の価格帯については、商品にもよりますが、1万円台から入手可能なものもあります。
お薦めのシリーズは?
枯淡シリーズ
漆黒に近いブラックと、切りっぱなしの革の断面に、アンティークでダンディーな男らしい魅力が感じられるシリーズです。ガラス加工の革の表情は独特なので、ピンと来た人ならば、即買いを決意したくなることでしょう。
LuGard G-3 シリーズ
クラシカルなシャドーが印象深いシリーズです。革が持つ、本来の表情をじっくりと実感したいなら、こういったタイプの財布を愛用するのがお薦めできます。シンプルで飽きのこないデザインである上、経年変化も楽しめるので、永年に渡って愛用していくことができるでしょう。
まとめ
以上、40代のメンズに人気の財布ブランドランキングをお届けしました。
購入を決意したくなるようなブランドは見つかりましたでしょうか?