ビジネスバッグといえば、ブリーフケースが定番ですが、気楽に使えて、収容力も抜群!というトートバッグ派の人は、最近、どんどん増えてきています。こちらの記事では、そんなトートバッグが展開されているメンズ向けの人気ブランドを、ランキング形式にてご紹介していきます。
1位 Bally(バリー)
どんなブランド?
バリーは、クールで都会的な、洗練されたデザイン性と世界観が魅力的なブランドです。
ビジネス向けに特化しているブランドというわけではありませんが、シックでスーツに似合いそうな雰囲気のバッグが揃っているので、ファッション性の高いビジネスバッグを求めているということなら、覗いてみるべきでしょう。
発祥の地はスイスで、セレブ達に愛される、世界的に有名な高級ブランドの1つです。
価格帯や購入層は?
バリーは、モード系の世界観が魅力的で、ファッションに対してこだわりを持つ、20代、30代くらいのメンズによく似合います。
オーソドックスなテイストなので、飽きることなく、長く愛用していくことができるでしょう。
価格帯は、とても高級なので、トートバッグが欲しい、となったら予算は、20万円前後を見積もっておく必要があるでしょう。
お薦めのシリーズは?
MURPHY
タトゥー風のモチーフが、シルバーで無数に箔押しされているという、デザイン性の高いトートバッグです。弾けている攻めなバッグという風に見えるかもしれませんが、色調が抑えられているので、シックでエレガントなスタイルにもしっかり馴染みます。
CRIMEY
ブラックのグレインカーフレザーが採用されている、洗練されたトートバッグです。非常にシンプルな見た目をしていますが、縦横の比率などが、ありがちでなく、絶妙にハイブランド感を醸し出しています。容量たっぷりの内装には、ジップ式のサイドポケットも付属しています。
2位 Felisi(フェリージ)
どんなブランド?
ビジネス向けのバッグが欲しいけれど、地味過ぎるものや、堅過ぎるものはちょっと…なんて思っている人にお薦めしたいのが、イタリア発のフェリージです。
フェリージの世界観は、洗練されていてエレガントで、かつ爽やかです。どの商品も、華やかな明るさがあり、重たくなっていないところが魅力なのです。
色遣いも鮮やかで、日々の通勤時のテンションをさりげなくアップさせてくれることでしょう。
価格帯や購入層は?
フェリージは、レザーに加え、シルクのように高級感のあるナイロン素材を巧みに使ってくるブランドです。
そのため、価格帯は比較的抑え目。大人っぽい抜け感がある上に、価格も抑え気味というのは、非常に美味しいポイントであると言えるでしょう。
フェミニンな雰囲気もあるブランドで、男女で共用できるようなテイストのバッグが揃っています。
お薦めのシリーズは?
15/55/CF+A
フェリージが得意としている、定番の上質なナイロン素材に、さりげないカモフラ柄がプリントされているという、トートバッグです。ビジネス向けのバッグにカモフラージュ柄というのは、難しく感じるかもしれませんが、色調が統一されているため、上品な仕上がりとなっています。
14/26/DS
これぞ!フェリージという王道なセンスが感じられる商品です。フェリージの象徴とも言える、シルクっぽいナイロン素材に、レザーがあしらわれているという、最も人気の高い定番パターン。カラーバリエーションは、豊富に8種類も揃っています。
3位 土屋鞄製造所
https://www.tsuchiya-kaban.jp/
どんなブランド?
安心できる日本製の高品質でオシャレなバッグを探し求めているなら、土屋鞄製造所を覗いてみるべきでしょう。
土屋鞄は、創業から長年の歴史を誇る老舗ブランドなので、信頼度の高さは抜群。それでいて、しっかりとトレンドが取り入れられており、センスの良い商品に出会うことが可能、という点が魅力的なのです。
熟練された職人だけでなく、若い感性を持った職人達も積極的に採用しているという、進化に対して貪欲なブランドなのです。
価格帯や購入層は?
土屋鞄製造所は、大学生くらいの若い世代から、ミドル層、シニア層の大人に至るまで、全ての人に似合うような商品を展開させています。
奇抜過ぎることなく、誠実にオーソドックスな商品を展開しているのですが、細部が非常に丁寧で凝っているので、全体として見た時に、高級感があったり、オシャレだと感じられるような、絶妙なバッグが揃っています。
価格帯は、品質相応で、10万円以内でほとんどの商品が入手可能です。
お薦めのシリーズは?
トーンオイルヌメ デイリートート
日々の暮らしの中で、贅沢な気分が味わえるような、大判のレザートートです。A4ファイルが余裕で収納できる、大容量のボディは、革の存在感も抜群。アンティークな風合いのトーンオイルヌメは、もちろん、使い込むほどにさらに豊かな表情になっていってくれるとのこと。
ビークル ラージストックトート
上級感がたまらない、レザートートです。メイン素材のヴィンテージワックスレザーは、使い込んでいくと、どんどん色味が深まっていきます。ジャケットスタイルにも好相性の、洗練されたデザインが魅力的。
4位 万双(マンソウ)
どんなブランド?
万双は、革製品を知り尽くしたような、ツウでマニアックな大人の男性が、最後に落ち着くような、本格志向のブランドです。
存在自体は非常にレアで、実店舗はというと、東京に2軒しか存在していないのですが、ネットなどを中心に、その仕事っぷりに対する評判が広まっており、メインで使う財布やビジネスバッグを万双にしよう、と考える人が増えている模様。
ブライドルやコードバンの他、オリジナルで開発されたという高品質で贅沢な革が人気を呼んでいます。
価格帯や購入層は?
万双は、40代、50代、60代くらいの男性と、親和性の高いブランドです。
本物を知る男にウケそうな、独特の渋いテイストが魅力となっているのです。既製品とは違い、職人が手作業によって生み出すことで醸し出される、重厚感と、温かみのある風合いにも注目してください。もちろん、縫製も丁寧で頑丈と、定評があります。
価格帯は、品質相応で、驚くほど高価、ということはありません。良心的でコスパは良いと言えます。
お薦めのシリーズは?
ブライドル トート
英国で馬具に採用されているという、堅牢でアンティーク調の味合いある魅力に溢れたトートバッグです。輪郭がハッキリしているところが特徴的で、このカチッと感は、好きな人にとってたまらなく感じられることでしょう。
双鞣和地 ファスナー付 トート
こだわりの逸品!といった感じの佇まいで、パッと見ただけでもオーラに溢れているということが伝わってくる、贅沢な大判トートバッグです。造りがしっかりしているので、旅行やゴルフなど、荷物が多いようなシーンでも充分に対応してくれることでしょう。
5位 HERGOPOCH(エルゴポック)
どんなブランド?
エルゴポックは、日本で誕生したブランドです。オリジナルで皮革の開発を行っているような、こだわりの強いメーカーで、メイドインジャパン品質の、優れたバッグを入手できるとあり、若い世代を中心に人気を博しています。
素材が良いのはもちろんのこと、革の表情が生かされるよう、計算し尽されたかのような、絶妙に美しいシルエットのトートバッグを求めているなら、エルゴポックほど最適なブランドはないかもしれません。
価格帯や購入層は?
エルゴポックは、そろそろ本格的なレザーの商品が欲しい!けれど、海外のブランドに走るのは、キャラ的にも経済的にもちょっと…なんて考えている、30代、40代くらいの大人な男女と相性バッチリのブランドです。
価格帯は、良心的。3~5万円前後の予算があれば、高品質なバッグがワンサカ手に入ります。
お薦めのシリーズは?
06-TTM(トートバッグ)
シンプルに素材の美しさと、職人の技が光っている、超定番のお薦めトートバッグです。エルゴポックの仕事ぶりがうかがえるような、名刺代わりとも言える商品です。カラバリも多く、ビジネスからカジュアルまで、汎用性の高いところが魅力。
KG-BT(ビジネストートバッグ)
端正かつ堂々たる佇まいが魅力的な、大人っぽいトートバッグです。シンプルなデザインであるように見えるかもしれませんが、ハンドル部分の肉盛りや手縫い感、仕切られたファスナーポケットに、大きなあおりポケット、と細部は非常にこだわられています。
6位 IL BISONTE (イルビゾンテ)
どんなブランド?
イタリアで誕生したイルビゾンテは、本格的でファッショナブルな革製品の専門ブランドです。
若い男女の間では、オシャレでかつイヤミのないブランド、として注目されており、特に自身の持つアイテムにこだわりを持つタイプの人々からの支持が高くなっています。
革の素材が良く、デザインが優れているのはもちろんのこと、イルビゾンテの象徴である、バイソンのロゴは、単体で雑誌の表紙を飾ることもあるほど、存在感に満ちています。
価格帯や購入層は?
イルビゾンテは、ハイブランドにカテゴライズされるような雰囲気を持っていますが、価格帯は比較的抑え目です。
ショップの感じからすると、もう少し高そうに思えるので、ここがさらに、人々の心をくすぐっていると言えるでしょう。
ユニセックスなブランドで、男女での共用やお互いへのプレゼントにも最適です。
お薦めのシリーズは?
トートバッグ
柔らかなバケッタレザーが贅沢に採用されている、トートバッグです。前面に小物を収容するためのポケットがいくつもあしらわれており、独特の表情に仕上がっているという点が何よりの魅力でしょう。カラーはヌメとブラックの2色展開です。
トートバッグ
オールレザー仕上げの大人っぽいトートバッグです。ハンドルのデザインなどに、洗練されたセンスの良さを感じることができるでしょう。イルビゾンテのバイソンロゴも中央にしっかりと刻印されています。
7位 BURBERRY(バーバリー)
どんなブランド?
バーバリーは、全ての人々から愛される要素を持っている、上品で美しい英国のブランドです。
バーバリーの象徴と言えば、それは可愛らしいタータンチェックでしょう。あのチェック柄は、女性のスカートなどに使われている印象を持っている人も多いかもしれませんが、究極に可愛くありながらも、男性にだってしっかり似合ってしまうところがとにかく魅力的。
実はかなりの高級ブランドですが、買って後悔するようなことはまずないでしょう。
価格帯や購入層は?
バーバリーの世界観は、全ての世代の人にマッチします。
間違いなくハイブランドであるのに、全くイヤミな感じの漂っていないところが、とにかくさすが。
ただ、値段は決して親しみやすくなどありません。トートバッグなら、20万円前後を見積もって挑むべきでしょう。
お薦めのシリーズは?
ジャイアント リバーシブルトート イン キャンバスチェック&レザー
バーバリーらしいチェック柄が大胆にプリントされている、オシャレな大判トートバッグです。この商品の素晴らしいところは、リバーシブルで愛用できる、という点。2つのバッグを購入するようなものなので、そう考えると、24万円という価格もお得に思えてくるかもしれません。
エンボスト レザートート
上品なシボの効いたレザーのボディに、エンボスでバーバリーのロゴが刻印されているハイセンスなバッグです。チェック柄は封印されているので、本物のセレブや長年のバーバリーファンにお薦めできるアイテムと言えます。
8位 BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
https://www.bottegaveneta.com/jp/
どんなブランド?
イタリアで誕生したボッテガヴェネタは、数ある海外系ハイブランドの中でも、トップクラスの高級感を誇るブランドです。
特徴的なのは、どの商品にも、レザーの細かい編み込み、イントレチャートが施されているという点。ボッテガの美しいイントレチャートを味わえる、というのは、セレブならではの特権なのです。
セレブの中のセレブが憧れるようなブランド、ボッテガのトートを、一生に一度は愛用してみてください。
価格帯や購入層は?
ボッテガ・ヴェネタは、革製品の価値が本当にわかってくる、40代以降の男女と相性の良いブランド、と言えるでしょう。
とにかく品質重視で、デザインにそこまでの奇抜さがあるわけではないので、派手なオシャレよりも、説得力のあるファッションを心掛けたい、という人にお薦めできます。
価格帯については、20万円〜50万円くらいの予算を見積もっておいてください。
お薦めのシリーズは?
ネロ チャイナレッド カーフ イントレチャート チェッカー BV トートバッグ
リッチなフレンチカーフスキンによって仕立てられている、大容量のトートバッグです。サイドシームの上半分と、取り外しも可能なストラップ部分に、ボッテガらしいイントレチャートがしっかりと刻まれています。
トルマリン ハイテクキャンバス パシフィック イントレチャート カーフ トートバッグ
全面にイントレチャート、というわけではなく、周囲はナチュラルなテクスチャーで仕立てられており、異素材のコンビネーションを楽しむことができるという、デザイン性の高いトートバッグです。マチがしっかりしているので、お弁当箱なども余裕で収容可能です。
9位 FUJITAKA(フジタカ)
どんなブランド?
フジタカは、日本で誕生した、高品質な革製品の専門ブランドです。
日本のブランドでも、ヨーロッパ的な世界観を売りにしているところが多い中、フジタカは、どこまでも「和」なテイストにこだわっています。
特に、そのエッセンスが詰まっているのは、色彩に関して。日本の風土に息づいているような、花の色、草木の色、土や水の色が感じられるので、興味のある人は、一度、覗いてみてください。
価格帯や購入層は?
フジタカの商品は、40代以降の大人なメンズと相性が良いでしょう。渋いテイストが魅力となっているので、必然的に芳醇な色気の漂う、本物の大人との親和性が高くなっているのです。
価格帯は、高品質である分、やや高めになっていますが、あくまでも質相応で、驚くほど超高額!ということはありません。
お薦めのシリーズは?
レザートートバッグ KYOTO Leather – TSUYUSHIBA No.640731
伝統的な技法で、新しい皮革素材を生み出そうというプロジェクトの元に誕生しているトートバッグです。KYOTO Leather とのコラボレーションで、2つのブランドが高い次元で融合している商品であると言えます。
レザートートバッグ ホーク No.615703
フジタカらしい、色彩美が感じられる、大人向けのトートバッグです。装飾が凝っているので、全体的にラグジュアリーな雰囲気となっています。カラーは、全4種類。ブルーやレッドは、かなり鮮やかですが、フジタカなら浮いてしまうことはありません。
10位 dan genten(ダン ゲンテン)
http://genten-onlineshop.jp/pc/
どんなブランド?
ダンゲンテンは、革製品愛好家の中でも、特にツウな、ワンランク上のこだわりを持つ人々から注目されるブランドです。
男性ウケしそうな、無骨で渋いテイストの、味わい深いレザーグッズが揃っているので、革素材が気になっているということなら、一度は覗いてみる価値があるでしょう。
発祥国は日本で、環境保護への取り組みなどに対しても、積極的なブランドです。
価格帯や購入層は?
ダンゲンテンは、30代以降の、大人っぽい男性と相性の良いブランドです。
バッグ自体にかなり存在感があるので、地味になりがちな、スーツスタイルに、サラリとかつぐだけで、上級のオシャレを楽しむことができます。
ゲンテンというレディース向けのラインも展開されているので、男女でハマることのできる、美味しいブランドです。
お薦めのシリーズは?
【新色】SHITEN トートバッグ E
黄金比が生かされている、立体的な構造が魅力のトートバッグです。インナーには、取り外しが可能なマチ付きのポーチも装備されていて、お得。革素材は、イタリアのトスカーナ地方で製造されている、贅沢なオイルアップレザーです。
サドルベルト トートバッグ
いかにも、男ウケしそうな、無骨なデザインが魅力的と言える、大判のトートバッグです。使い始めは骨張りが感じられるかもしれませんが、いつしかそれもほぐれ、馴染んだフォルムへと変化していってくれます。
まとめ
こちらでは、ビジネスシーンにおいて重宝しそうな、高品質で洗練されたトートバッグの数々をご紹介してきました。好みに合うテイストのバッグは見つかったでしょうか?