こちらでは、メンズ紳士靴の人気ブランドを、ランキング形式でご紹介していきます。エレガントな英国製のシューズ、耐久性の高い米国製のシューズ、高品質な日本製のシューズなどなど、各種揃っていますので、こちらでよく吟味していってください!
1位 JOHN LOBB(ジョン・ロブ)
どんなブランド?
ジョンロブは、同名のデザイナーによって、ロンドンで創業された、高級紳士靴のブランドです。その技術力、デザイン力は、世界で最も評価が高い、と言われているほど。
年齢を重ねたエグゼクティブな男性や、本物のセレブのおメガネにかなうような、ハイセンスでクオリティの高いドレスシューズが展開されているので、一生に一度の高い買い物をしてもいいかな!なんて思えたタイミングで、訪れると良いブランドといった感じです。
価格帯や購入層は?
ジョンロブは、最高ランクに価格帯も高価なので、経済的にまだ余裕のない若い世代のメンズは、なかなか手を出すことができないでしょう。
昇進のタイミングや、転職のタイミングなど、ここぞ!という時に、自分へのご褒美や投資として購入するのに向いているブランドです。
ただ、センス自体は、洗練されており、若い世代にもマッチするようなデザインのものが中心です。
お薦めのシリーズは?
WILLIAM II
ダブルバックルが印象的で、エレガントなドレスシューズです。こちらは、1940年代にジョンロブによって考案されたアイコンシューズのニューバージョンとなっています。普遍的なスタイルはそのままに、進化していくジョンロブの高い技術力を感じることができるでしょう。
LOPEZ PRECIOUS LEATHER
ジョンロブを代表するモデルのローファーです。素材に採用されているのは、最高級のクロコダイル。そのため、価格は300万円という驚きのゾーンに到達していますが、本物のセレブであれば投資をしたいと感じるような逸品です。
2位 REGAL(リーガル)
どんなブランド?
リーガルはアメリカで誕生したシューズブランドですが、今は、日本の企業が買収しているため、日本人の価値観や、足のサイズ感に合うような、使い勝手の良い、手頃な紳士靴が次々と展開されています。
ビジネスマンであれば、リーガルの名を知らない人はいないであろう、というくらい、メジャーなブランドでもあります。
機能性が高く、リーズナブルなので、選択肢として、リーガルはかなり手堅いと言えます。
価格帯や購入層は?
リーガルの紳士靴は、世代を問わず、幅広い層のビジネスマン達から支持されています。
役職クラスになってくると、「もっと高級なブランドで買いたい」という欲求が出てくるかもしれませんが、特に気張ることがなければ、リーガルで、オーソドックスにきちんと造られた、適正な価格帯のシューズを購入しよう、というのは、誰もが当然のように思うことです。
お薦めのシリーズは?
50NRBG
牛革とコーデュラナイロンという、ギャップが絶妙なコラボレーションによるドレスシューズです。ナイロンやゴムといった素材がミックスされているため、適度に抜け感があり、堅くなり過ぎていては困るシーンで重宝することでしょう。
JJ17AL
履き始めは堅いけれど、履いているうちに、足の裏の形をなぞるかのように、内側がフィットしてくるという、優れた要素を持つメンズシューズです。タッセルのアクセントも、「大人カワイイ」感じで、エレガントでありつつもキュート。
3位 CHURCH’S(チャーチ)
http://www.church-footwear.com/
どんなブランド?
チャーチは、イギリスで誕生した、伝統的な紳士靴のブランドです。
グッドイヤーウェルト製法によって製造されるシューズは、とにかく高品質で、手間暇が掛けられており、完成までには、実に250の工程と、8週間もの月日を要する、とのこと。
英国女王からも称賛されているブランドになるので、これほどまでに「お墨付き」な安心感を抱きつつ、靴を購入できる、ということもなかなかないでしょう。
価格帯や購入層は?
チャーチの商品は、基本的にエレガントで、スーツに似合うオーソドックスなものが中心ですが、どこか尖ったようなハイセンスな空気感も漂っているので、若い世代の人や、アーティスティックな職に就いているという人にもお薦めできます。
価格帯も絶妙で、標準よりも少し高めなので、ハレの日にショッピングしたくなる欲を掻き立ててくれることでしょう。
お薦めのシリーズは?
SCARPA ELEGANTE CLASSICA
ゴージャスな流曲線の模様が、エレガントでありつつ、異国情緒も感じられるという、ワンランク上なオシャレを楽しみたいメンズのためのドレスシューズです。木目調のソールにも高級感があり、セレモニーなどのシーンでも映えることでしょう。
LEISURE
フォルム自体はオーソドックスですが、配色に独特のセンスが感じられる、尖った都会的空気感の漂うシューズです。中敷きにユニオンジャックが施されているところも、華があって、玄関先で個性をアピールできます。
4位 COLE HAAN(コールハーン)
どんなブランド?
コールハーンは、アメリカのシカゴにて、1928年に誕生したブランドです。
1928年というと、今から100年近く前になりますから、それだけ信頼度の高い老舗企業として、長年の歴史を紡いできたということになります。
当初は、メンズシューズのみを取り扱っていたのですが、今では、レディースやキッズのラインなども充実しており、靴のみならず、アパレル全般、バッグなどの展開も行っています。
価格帯や購入層は?
コールハーンの商品は、老若男女、誰もに愛される雰囲気を持っています。
何しろ、キッズラインも登場しているくらいなので、幅広い層の人にマッチするようなデザインを展開することが得意なブランドなのです。
そんな中でも、紳士向けのシューズは、さすがに元々手掛けていただけあって、種類やバリエーションが充実しているので、好みの商品を見つけやすいブランドであると言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
ゼログランド レーザー ウィング オックスフォード
ドレスシューズっぽいエレガントな空気感がありつつも、ランニングシューズに引けを取らない機能性が魅力となっている次世代のオックスフォードです。スッキリとしたシルエットで、軽快なオシャレを楽しむことができます。
グランドエボリューション ショートウィング
2層のソールが採用されており、より柔らかなクッショニング、および衝撃吸収が実現されているハイレベルなシューズです。カラーリングもコントラストの鮮やかな2トーンで、足元を鮮やかに彩ってくれます。
5位 三陽山長(SANYO YAMACHO)
どんなブランド?
三陽山長は、日本で誕生した、日本らしい美学を表現しているシューズブランドです。
グッドイヤーウェルト製法で造られる高品質な商品の数々は、セレブチックなスーツに似合う、エレガントで上品な空気感が魅力です。
ネーミングセンスも独特で、和風な日本人男性の名前が付けられているなど、世界観を大切にしているブランドなのだ、ということが伝わってきます。
価格帯や購入層は?
三陽山長のシューズが似合う世代は、40代、50代、60代くらいの、ミドル層以降なビジネスマン達です。
華があるけれども渋い、という大人の男性にピッタリの雰囲気を満喫することができるので、あえて、年齢を重ねた時の楽しみに取っておく、という夢を持つのもアリでしょう。
価格帯は、セレブ仕様で、かなりお高めとなっています。
お薦めのシリーズは?
極み 勘三郎
アッパーのモカ縫いが、他に類を見ないチェーンスキンステッチで施されている、ディテールの凝った、美しいドレスシューズです。縫い割りのない、シームレスヒールもエレガントで、至高のセンスを体感することができるでしょう。
新二
ドレスシューズの堅い雰囲気と、スニーカーのラフなテイストとが、高次元で融合しているハイブリッドな商品です。味わい深いレザーのグラデーションや、最高の履き心地を実感してみてください。
6位 TRICKER’S(トリッカーズ)
どんなブランド?
トリッカーズは、1829年にイギリスで誕生した、伝統的なブランドです。
創業から、間もなく200年が経過しようかという、超老舗ブランドとして、歴史を紡いで来ているので、その信頼度の高さは抜群です。
トリッカーズは、英国を代表するビスポークのシューズブランドであると言って良いでしょう。
トリッカーズの工場が存在する、ノーサンプトンは、靴のメッカと呼ばれている純度の高いエリアなのです。
価格帯や購入層は?
トリッカーズは、英国の有名な老舗ブランドであるため、自身の履く靴に本物の気品を求める、エグゼクティブで、感度の高い男性達から支持を得ています。
高級ブランドであるとはいっても、5万円前後でおよその商品が入手可能なので、そこまで身構えることなく、安心して良い靴を購入することができるでしょう。
デザイン性も高いので、ファッションにこだわりを持つ人からも注目を集めています。
お薦めのシリーズは?
ILKLEY COUNTRY SHOE
シボの効いた味のあるレザーに、さらに流曲線のゴージャスな装飾が施されているという、贅沢感の漂う、美しいドレスシューズです。オーソドックスな雰囲気もありつつ、それでも存在感や華のある靴が好み、という男性にピッタリでしょう。
REGENT BLACK OXFORD
表情としてはシンプルですが、全ての要素に「計算し尽されている感」が漂っている、トリッカーズらしい完成度のシューズです。知性の感じられるデザインで、高い役職に就いている人が履いていそうな空気感となっています。
7位 ALLEN EDMONDS(アレン エドモンズ)
どんなブランド?
アレンエドモンズは、1922年にアメリカで誕生したシューズブランドです。
アレンエドモンズに関して特筆すべきことは、アメリカの歴代大統領達も愛用していた、ということでしょう。
世界のトップに立つ男が身に付けるようなシューズのブランドなのですから、そこに疑いを抱く余地はないでしょう。
アレンエドモンズは、リペア業務にも積極的に力を入れてきた良心的な企業です。信頼度の高さで選ぶなら、間違いありません。
価格帯や購入層は?
アレンエドモンズは、若い世代から、シニア層に至るまで、全ての世代の男性にマッチするブランドです。
ビジネス向けのローファーや、ドレスシューズも展開されていますし、カジュアルなラインも同時に充実しているので、長年に渡って、オンオフ共にお世話になっている、という男性も多いようです。
シャツやパンツなども展開されているブランドなので、コーディネートして購入することも可能です。
お薦めのシリーズは?
FIFTH AVENUE CAP-TOE OXFORD WITH DAINITE RUBBER SOLE
シューレースの閉じている感じが独特で、ひけらかさない男のオシャレを楽しむことができそうな、ドレスシューズです。模様の施し方もさりげなく、どぎつさがないので、どんなファッションにも合わせやすいでしょう。
BOULDER VENETIAN DRIVING MOCCASIN
装飾があえて排除されており、スッキリとした表情が、シンプルなのに独特という、ほどよい個性が感じられるドライビングシューズです。ソールはスニーカーのような雰囲気で仕立てられているので、履き心地は抜群。
8位 J.M.Weston(ジェイエムウエストン)
どんなブランド?
ジェイエムウエストンは、フランスで誕生したブランドです。創業は、1891年ですから、今から100年以上も前、ということになります。
フレンチトラッドの代表格と言えば、ジェイエムウエストン。ハイセンスなのに、耐久性も高く、長時間履いていても疲れない靴が展開されているので、多くの人々からの熱い支持を得ています。
価格帯や購入層は?
ジェイエムウエストンの商品は、伝統的な上に高品質というだけあって、かなり高めとなっています。
10万円を越える価格帯になってくるので、経済的に余裕がない人にとっては、スルーせざるを得ないブランドになってしまうでしょう。
ただ、高級なのに履きやすさ抜群!というブランドは貴重なので、ビジネスシューズには、きちんと投資したい!という考えを持っている人は、思い切って購入していくようです。
お薦めのシリーズは?
Le Golf Edition Minuit
立体感が際立っている、独特の構造が魅力的で、さらには異素材のミックスされている感じがハイセンスなドレスシューズです。エレガントなのにカジュアルでもあるので、良い抜け感を演出したい時に相応しい一足です。
Mocassin
ここまで究極にシンプルな表情のシューズは、本物のセレブであったり、自身のファッションに確固たる自信を持つ人でないと履きこなせないかもしれません。靴の方から、上級者を求めているオーラの漂う、逸品です。
9位 ALDEN(オールデン)
どんなブランド?
オールデンは、アメリカで誕生した、メンズ向けシューズの超老舗ブランドです。
創業は、1884年になりますから、今に至るまでに140年ほどが経過していることになります。
オールデンと言えば、有名なのは独特の木型です。土踏まずをほどよく圧迫してくれる、このオールデン製の木型は、他のブランドではマネができない、と言われています。
価格帯や購入層は?
オールデンは、高級ブランドになるので、靴は大事=きちんとお金を掛けたい、という考えを持っているビジネスマンが御用達としています。
10万円を越える靴もあるので、気軽に購入できるようなブランドではありませんが、品数は多いですし、安定感のあるブランドなので、思い切って自己投資したい、という時にはお薦めです。
お薦めのシリーズは?
563
デッキシューズのような抜け感のある雰囲気が魅力的なドレスシューズです。味わいのある独特の色と、洒落たタッセルで、ワンランク上のオシャレを楽しむことができるでしょう。
99162
シンプルなものほど、良いブランドで求めるべき、という法則を理解している人にこそ、愛用して欲しい、オールデンらしいローファーです。本物の美は細部に宿るということを、実感してみてください。
10位 EDWARD GREEN(エドワードグリーン)
どんなブランド?
エドワード・グリーンは、世界的にも靴の聖地と呼ばれている、イギリスのノーサンプトンで誕生したブランドです。
創業は、1890年ですから、正真正銘の老舗ブランドということになります。
競合ブランドも多い地域であるのに、その中で、ここまで生き残ってきたというのは、真に実力がある証拠です。
ブリティッシュなテイストを、妥協なく最高レベルの品質で仕上げているという、こだわりの強いブランドでもあります。
価格帯や購入層は?
エドワード・グリーンは、セレブな層からの需要が高い、本物の高級ブランドです。
ビジネスシューズや、ビジネスバッグには、しっかり自己投資をすべき!という確固たる考えを持っている人からも、求められる品質の商品が展開されています。
男なら、誰もが憧れを抱くような、夢のブランドと言って良いでしょう。
お薦めのシリーズは?
WESTMINSTER/888E
ダブルのバックルが印象的で、都会的な雰囲気の漂うビジネス向けドレスシューズです。カラーは、ブラックと、ダークオークと、モカの3種類。素材も違うので、よく吟味してみてください。
SHANKLIN/202E
最高級のカーフスキンレザーが採用されている、エレガントなシューズです。ショートブーツのようなデザインで、スーツにも、カジュアルスタイルにも、どちらにもマッチする汎用性の高さが魅力です。
まとめ
以上、こちらの記事では、紳士靴の人気ブランドを、ベスト10のランキング形式でご紹介して参りました。
とにかく高級なブランドに手を出すのか、ほどよい価格帯のものを手堅く求めるのか、どちらにも、それぞれの良さがありますので、よく比較検討してみてください!