こちらでは、50代のメンズに人気となっている靴ブランドのランキングを1位から10位まで、お届けしていきます。
50代ともなれば、社会的に地位あるポジションについているという人も多いことでしょうから、高価なドレスシューズに投資したいという人もいることでしょう。
この記事を読んで、気になるブランドをチェックしていってください。
1位 三陽山長(SANYO YAMACHO)
どんなブランド?
三陽山長は、三陽商会と、長嶋正樹のコラボレーションによって生み出されたシューズブランドです。
日本人による、日本人のための靴、をブランドコンセプトに掲げており、高品質な商品開発を続けていることに定評があります。
グッドイヤーウェルト製法で造られるシューズと、そのネーミングセンスに大きな特徴があります。
全ての靴に日本人名が付けられているので、親しみが湧くことでしょう。
価格帯や購入層は?
三陽山長の商品は、40代、50代くらいの、ミドル層な男性から支持を集めているブランドです。
ビジネスシーンはもちろんのこと、セレモニーなどの場においても、注目を浴びることのできるような、華があって、けれども派手過ぎることがないという、洗練されたセンスを満喫することができます。
価格帯は、かなり高めとなりますので、経済的に余裕がないと手を出せないかもしれません。
お薦めのシリーズは?
極み 勘三郎
ノルべゲーゼという手法によって製造されている、大人っぽい艶感に溢れた高級ドレスシューズです。アッパーのモカ縫いが、他に類を見ないチェーンスキンステッチである、という点も注目すべきポイントです。
匠四郎
2箇所のフラップスタイルがエレガントで、スマートでありつつも、普通過ぎない雰囲気が美しいシューズになります。内装のレッドも鮮やかで、旅館の玄関などにこういった靴が置かれていると、目に映した人はグッと惹き込まれることでしょう。
2位 JOHN LOBB(ジョン・ロブ)
どんなブランド?
ジョンロブは、同名のデザイナーが、ロンドンにてオープンしたビスポークの靴専門店です。
世界で最も評価の高いオーダーメイドシューズブランドの1つと言われており、ジョンロブの靴は、ある程度年齢を重ねたエグゼクティブな男性や、セレブ達から圧倒的な支持を得ています。
レベルの高いステッチや、ファッション性などが人気となっており、特に注目を集めているのは、フィリップというモデルです。
価格帯や購入層は?
ジョンロブは、最上ランクに高級な部類に入る紳士靴のブランドになるため、あまり若い世代のメンズは、簡単に手を出すことができないでしょう。
40代、50代くらいになって、経済的に余裕が出てこないと、ジョンロブユーザーにはなれないわけですが、センス自体は若い人にもマッチするようなハイカラなものとなっています。
お薦めのシリーズは?
WILLIAM
2つのベルトと、素材の違いによるコントラストから、一目見て手の込んだ高級品であることが伝わってくるドレスシューズです。エレガントなシルエットでありながら、実は悪天候にも対応してくれる、クラシックラバーソウルが採用されているという点もポイント。
MARLDON
いかにも、経営のトップが履いていそうな、シンプルな中に、そこはかとない存在感や高級感が漂っている、ドレスシューズです。テカテカとし過ぎていない、マットな光沢感が品の良さを物語っています。
3位 TOD’S(トッズ)
どんなブランド?
トッズは、イタリアで1979年に誕生した、高級ファッションブランドです。
メインアイテムとして人気になっているのは、靴やバッグなのですが、ウエアなども展開しているため、シューズに合わせて全身をトッズでコーディネートすることも可能という魅力を秘めています。
靴底に大量のゴム突起をつけた、1枚革のモカシンを売り出したところから、トッズの歴史はスタートしています。
フィット感のある靴は、ヨーロッパを中心に絶大な人気を集めています。
価格帯や購入層は?
トッズの靴は、幅広い層のメンズに似合いますが、特に、40代、50代くらいになって、エレガントな雰囲気がマッチするようになってきた男性から、高い需要があります。
価格帯は、10万円前後とかなりお高めですが、違いのわかるメンズは、それでもトッズのシューズを確実に選んでいきます。
お薦めのシリーズは?
LACE-UP IN PATENT LEATHER
艶っとした光沢感が、好きな人にはたまらない魅力として映るであろう、圧倒的にエレガントなドレスシューズです。さりげなくほどこされている靴紐も、細さといい、間隔といい、絶妙に計算し尽くされている感があります。
LEATHER LOAFERS
学生チックなシルエットが、かえって40代、50代の人々に、ほどよいギャップや抜け感を提供してくれるであろう、シンプルなローファースタイルのドレスシューズです。価格も6万円と、トッズにしてはお手頃なラインです。
4位 Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
どんなブランド?
サルヴァトーレ・フェラガモは、1927年に誕生したイタリアのシューズブランドです。
創業者であるフェラガモが、靴屋を開業したのは、驚くべきことに11歳の時だと言います。現在、彼は既に亡くなっていますが、彼の死後も、妻や娘達がその意志を継承し、フェラガモは、世界中のセレブに愛されるファッションブランドとして、人気を集めています。
価格帯や購入層は?
フェラガモは高級ブランドになるので、経済的に余裕のあるセレブ層でないと、なかなか簡単には購入することができないでしょう。
フェラガモの魅力は、ヴィトンやグッチほど、その知名度が世間に浸透し過ぎていないところでしょう。
名前は知っているけれど、買ったことはない、という人も多いブランドになるので、お目が高いことをアピールできるでしょう。
お薦めのシリーズは?
スニーカー
タツノオトシゴがプリントされている、エレガントでありつつもヤンチャな雰囲気が感じられるスニーカーです。真面目過ぎるのはイヤだけれど、かといって、安っぽくなってしまうのにも抵抗がある…という人に、うってつけのシューズであると言えるでしょう。
モンクストラップ
エレガントでシンプルな雰囲気が魅力の、フェラガモらしいクラフトマンシップが感じられるドレスシューズです。快適さとグリップとが強化されているので、デザイン性とともに最高の履き心地を実感することができるでしょう。
5位 TRICKER’S(トリッカーズ)
どんなブランド?
トリッカーズは、1829年にイギリスで同名のデザイナーによって立ち上げられた伝統的な靴のブランドです。
今では、英国を代表するビスポークのシューズブランドにまで成長しています。
トリッカーズの工場があるノーサンプトンは、靴のメッカとも呼ばれており、イギリスを代表するシューズブランドの製造工場が数多く存在しています。
トリッカーズは、グッドイヤーウェルト製法を採用しているブランドの代表格でもあります。
価格帯や購入層は?
トリッカーズは、英国製の老舗ブランドだけあって、高くでも安心して購入できる靴を求めたがる、ミドル層の男性達から高い支持を得ています。
ただ、ファッション性が非常に高く、シンプルなだけでなく、若い人々にも届くような、鋭い感性によってデザインされたシューズも多く展開されています。
価格帯は商品にもよりますが、5万円前後といったところです。
お薦めのシリーズは?
HANK
鼈甲飴のような、なんとも言えない味わい深い色とグラデーションが美しい、ドレスシューズです。地味になってしまいがちな日のファッションであっても、差し色として常にこういったシューズを持ってくるようにすれば、逆に安心感を得られることでしょう。
BOURTON
デザイン性の高さが、一目見ただけでパッと伝わってくる、トリッカーズならではのセンスが感じられるシューズです。エレガントでありつつも、尖った雰囲気を醸し出しています。ボトムのブルーが、差し色的に映えてくれることも計算尽くといったところ。
6位 Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
http://www.crockettandjones.com/
どんなブランド?
クロケット&ジョーンズは、イギリスのノーザンプトンにて、1879年に誕生した伝統的な老舗シューズブランドです。
英国ノーザンプトンは、チャーチやトリッカーズなど、数多くの歴史ある靴のブランドが多く拠点を構えている靴の聖地になります。
そんな中でも、クロケット&ジョーンズは最大級の規模を誇るブランドなので、押さえておけば間違いはないでしょう。
価格帯や購入層は?
クロケット&ジョーンズは、落ち着きのある紳士に似合いそうな靴を展開しているブランドになります。
40代、50代くらいのミドル層にいる男性に支持されているので、該当する世代の人は一度是非、チェックしてみてください。
価格帯は、比較的リーズナブルとなっていて、求めやすいところが魅力と言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
Harvard II
究極にシンプルなローファースタイルのシューズになります。何とも言えない落ち着いた色味と風合い、そして高級感のあるスウェード調な質感にそそられてみてください。実はステッチが二重になっているなど、よく見ると非常に手が込んでいます。
Cadogan
シボの効いた独特の質感が、なかなか他にありそうでない高級感を醸し出している、クロケットジョーンズならではの味わい深いローファーになります。シンプルなシルエットのものほど、ブランドの本物感が際立つということに気づいている人は、是非。
7位 EDWARD GREEN(エドワードグリーン)
どんなブランド?
エドワード・グリーンは、1890年、イギリスのノーザンプトンにて誕生したブランドになります。
ノーザンプトンは、英国内のおける靴の聖地と言われているのですが、数々の競合ブランドがひしめく中で、ここまで歴史を紡いできているということは、それだけ確かな仕事をしてきたということの何よりの証です。
洗練されたブリティッシュテイストを、妥協のない最高級の品質で体現している、こだわりの強いブランドになります。
価格帯や購入層は?
エドワード・グリーンは、伝統的でありつつ、最高ランクに高級なブランドになりますので、経済的に余裕のあるセレブ層からの需要が高くなっています。
ビジネスシューズは、ビジネスバッグと同じくらい1点豪華主義で、高額を投資すべきところですから、思い切って長年愛用していけそうな靴を、高価であっても購入してみるべきでしょう。
お薦めのシリーズは?
MACMILLAN/808E
クラシカルなモデルを復刻版として再現させたという、特別仕様なシューズです。シンプルな中に漂う、本物の紳士にしかわからない洗練された風格を感じとってみてください。女性ウケも良い、上品なデザインです。
RAVENSTONE/202E
ビジネスシーンというよりも、休日のジャケットスタイルや、セレモニーの場などで活躍させてみたくなる、アンティーク調の美しい質感が魅力的なドレスシューズです。内装のイエローもコントラストが効いていて、さりげなく個性をアピールできます。
8位 ALDEN(オールデン)
どんなブランド?
オールデンは、1884年に、アメリカのマサチューセッツ州にて誕生した、シューズブランドになります。
100年以上もの歴史を誇っているので、いかに職人がハイレベルな技術を見せつけてきたのか、ということは語るまでもないでしょう。
オールデンと言えば、特徴的なのは、独特の木型であり、これは土踏まずを感触よく圧迫してくれるのですが、これは他のブランドにはマネができないと言われています。
価格帯や購入層は?
オールデンのシューズを購入している層は、高価であっても、良質で本格的な靴にお金を掛けたい、良い靴を履いていてこそ、一流のビジネスマンと言える、なんてポリシーを持っている人から、高い需要のあるブランドです。
10万円を越える靴もあるので、簡単には手を出せませんが、ここで妥協をしたくないと思える人にこそ、狙って欲しいブランドです。
お薦めのシリーズは?
1339
独特の味わい深いカラーと、ツヤ感が美しいドレスシューズになります。シューレースのさりげなさにも高級感があり、女性ウケも狙えそうな上品さが魅力となっています。価格は、14万円ほどになります。
53670
オールデンらしい存在感が際立っているシンプルながらも華のある革靴です。実は内装のレッドがコントラストも効いていて鮮やかなので、旅館や家族の実家へ招待された時など、玄関に置いておくと高い評価を得られるかもしれません。
9位 Reebok(リーボック)
どんなブランド?
リーボックはイギリス発祥のスポーツブランドです。
リーボックは、砂漠に生息する鹿のような姿をした生き物の名称である、とのこと。いかにも速く走ることのできそうな名前、ということになります。
多くのトップアスリートと、パートナーシップを締結している一流ブランドになりますが、ナイキやアディダスと比べると、「お!そこへ行ったんだ!」という感じもある、ちょっとツウなブランドという雰囲気を持っています。
価格帯や購入層は?
リーボックのシューズが持つ雰囲気は、その他の類似ブランドと比較しても、どことなく大人びていて、色合いなども落ち着いているため、特に50代でちょうどよいスニーカーを探しているという人には、しっくり来ることでしょう。
価格帯も安過ぎることなく、手頃なラインで、求めやすさが魅力となっています。
お薦めのシリーズは?
レガシー リフター
非常に耐久性の高い構造をしている、レガシーリフターです。重い重量を持ってのスクワットにも耐えるという安定感を持っているので、ハードなトレーニングをしている男性にもお薦めできる商品です。
クロスフィット ナノ 8.0
スニーカーでありながら、ドレスシューズのような雰囲気も持っている、上品なモデルになります。柔軟性と通気性に優れており、革新的なアッパー素材が採用されています。衝撃から足を保護してくれるので、ランニングなどにも向いています。
10位 New Balance(ニューバランス)
http://shop.newbalance.jp/shop/default.aspx
どんなブランド?
ニューバランスは、1906年にアメリカのボストンで誕生したシューズブランドです。
元々は、扁平足を矯正するための靴メーカーとしてスタートしました。解剖学的な知識を元に、運動生理学的なアプローチを行いつつ、 デザイン性が高いだけではない、高いテクノロジーの詰め込まれた商品を開発しています。
社名の由来は、履いた人に新しいバランス感覚を提供する、というところから来ているとのこと。
価格帯や購入層は?
ニューバランスの商品を購入している層は、非常に幅が広くなっています。
老若男女、全ての人々から愛されており、家族や夫婦、お揃いで購入していくという人も多いことでしょう。
男子中高生も履いていますし、育児中のママさんも履いているという印象。もちろん、ミドル層、シニア層の男女にもお薦めできる、安定感のあるブランドです。
お薦めのシリーズは?
Fresh Foam Lazr Hyposkin M HM
ランニングに適した、どことなく近未来的な雰囲気が感じられるスニーカーです。シューレースのカラフル具合にも、テンションが上がることでしょう。実はカラー違いもあるので、迷ってみてください。
Fresh Foam Lazr Sport M MG
地味になってしまいがちなジャージスタイルにプラス、足元にさりげなく華を添えたい…なんて考えている人には、こちらのシューズがお薦め。カラーバリエーションが豊富なので、よくチェックしてみてください。
まとめ
以上、こちらの記事では、50代の男性にお薦めできるシューズブランドをランキング形式にてお伝えしてきました。
高級な紳士靴のブランドから、親しみやすいスニーカーのブランドまで、幅広くお伝えしてきましたが、好みのブランドは、見つかりましたでしょうか?