ファッションの本場、イタリアに対して、日本人は強い憧れを抱く傾向がありますよね。そんなイタリアで誕生した、メンズ向けのバッグのブランドを、こちらの記事では、ランキング形式でご紹介していきます。イタリア発ならではの、デザイン性の高い、高品質なアイテムを、探していってください!
1位 DIESEL(ディーゼル)
どんなブランド?
ディーゼルは、オシャレ上級者から、初級者まで、幅広い人々を受け入れてくれる、ファッション性の高い、イタリア発のアパレルブランドです。
バッグだけでなく、ウエアやアクセサリーなども展開されているので、トータルでコーディネートをすることも可能というところが魅力でもあります。
カジュアルなのに高級感があり、上品なデニム素材を使うのが巧みなブランドです。
価格帯や購入層は?
ディーゼルは、20代後半くらいから、40代くらいまでの、若い世代の男女にウケているブランドです。
価格帯が、わりと手頃なので、高校生や大学生であっても、ちょっと背伸びをすれば、バッグなどのアイテムに手が届きます。
デートの直前にも、心強い味方となってくれる、オシャレなのに親しみやすいという最強ブランドであると言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
XXMATCHTOTE
色数が多く、凝った雰囲気でありながらも、ベーシックなスタイルに違和感なく合わせやすいという、絶妙なトートバッグです。ハンドバッグ、およびリュックと3WAYで使用できる上に、リバーシブルでもあるという超優れモノです。
LLG-S18-1
高品質なナイロン素材に、上質なカーフレザーのディテールをプラスしている、2WAY仕様のトートバッグです。さりげなく飾られているDIESELのロゴも、これ見よがし感がなくて、良い感じに仕上がっています。
2位 Felisi(フェリージ)
どんなブランド?
フェリージと言えば、洗練された上品なイメージが魅力的なブランドです。
レザーの素材が高品質なだけでなく、ナイロン素材も、まるでシルクのようで、リーズナブルなのに高級感があります。
発色の良いアイテムも多く、春夏で気分が上がって来た時に求めたくなるような、爽やかな空気感が特徴的と言えます。
価格帯や購入層は?
フェリージの商品と相性が良いのは、アラサーくらいで、本格的に大人であるという意識が芽生えてきた世代の男女です。
高級感のある本格的なアイテムを持ちたいけれど、ハイブランド過ぎるギラギラしたものはちょっと…という人のニーズにピッタリハマることでしょう。
女性人気も高いブランドになるので、カップルで愛用していくというのもお薦めできるハマり方です。
お薦めのシリーズは?
9236/CF+A
ヘルメットバッグがデザインのモチーフとなっている、底浅サイプのトートバッグです。上質なナイロンにプリントされているのは、都会的な空気感のカモフラ柄で、カラーバリエーションは、4種類も存在します。
15/55/DS
これぞ、フェリージの代表作!といった感じの、魅力が詰まったオーソドックスなトートバッグです。不動の人気を得ているモデルなので、迷ったらこちらのバッグにしておけば間違いないでしょう。豊富なカラーバリエーションにも注目。
3位 ILBISONTE(イル ビゾンテ)
どんなブランド?
イルビゾンテは、イタリアの職人が生みだした、本格的な革製品のブランドです。
革の素材にこだわっているようなブランドは、デザインをシンプルにまとめてしまいがちですが、イルビゾンテは独自の路線を走っており、オシャレでファッション性の高い人々からも人気となっています。
ユニセックスなところも魅力で、男性から女性へのプレゼントにも、とても向いています。
価格帯や購入層は?
イルビゾンテの商品を購入している層は、30代前後の感性が鋭い男女です。
個性的であり過ぎず、かといって、ありがちでもない、というところが、オシャレな人々のお眼鏡にかなっているわけです。
価格帯は、特別安いわけではありませんが、革の本場であるイタリア発の本格的なブランドであるわりには、リーズナブルでコスパも良いと言えるでしょう。
お薦めのシリーズは?
トートバッグ
無駄が削ぎ落とされている、シンプルなフォルムのトートバッグです。こういったバッグは、革本来の表情を楽しむことができるので、マニアの方にこそお薦め。中央のバイソンロゴも、ほどよいサイズで刻印されています。
トートバッグ
シボ感のある上質なカウレザーによって仕立てられているトートバッグです。トートは、ラフな使用感が魅力ですが、こちらは、限りなくブリーフケースに近い、カチッとした信頼できる佇まいも併せ持っています。
4位 GUCCI(グッチ)
どんなブランド?
グッチと言えば、日本ではヴィトンと並んで、圧倒的な人気と知名度を誇る、最強のブランドです。
「GG」のモノグラムや、赤緑のストライプがアイコンとなっていますが、全体的にデザイン性が高く、パッと人の目を惹くような華のあるアイテムが揃っています。
男女問わず愛されているので、プレゼントにも向いていますが、その価格帯はかなり高めなので、よほど経済的に余裕がないと、誰かのために購入するというのは敷居が高いブランドです。
価格帯や購入層は?
グッチは、最高に威張りの効くブランドであるため、大学生くらいであっても、背伸びをしたい人は、余裕でグッチ製のバッグや財布を使っていたりします。
ミドル層やシニア層からも需要があり、安定的に、海外発のハイブランドとして、全ての世代から、その存在が求められていると言えるでしょう。
価格帯は、バッグなら10万円以上を見積もっておくべきです。
お薦めのシリーズは?
〔オフィディア〕ソフト GGスプリーム ラージ トートバッグ
どこからどう見てもグッチ!という「らしい」オーラに溢れている、魅力的なトートバッグです。GGのシグネチャーに、赤と緑のストライプも楽しめるという茶系の配色が、ファンにはたまらないことでしょう。
〔オフィディア〕スエード ラージ トートバッグ
グッチのアイコンであるGGのロゴマークが、クラシカルな雰囲気で配されている、トートバッグです。このファッション性の高さは独特で、使う人を選ぶアイテムといった感じですが、配色的には、どんな色にも合わせやすいかもしれません。
5位 BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
https://www.bottegaveneta.com/jp/
どんなブランド?
ボッテガ・ヴェネタと言えば、レザーの編み込みが施されているバッグのブランド、という解釈でほぼ間違いありません。
ただ、同じ編み込み式のバッグの中では、ボッテガは間違いなく最高級であると言えるでしょう。
変に別ブランドの編み込み式バッグを愛用していると、「それってもしかしてボッテガですか?」と尋ねられた時に、気まずい思いをしてしまうかもしれません。それくらい、ボッテガは圧倒的な存在なのです。
価格帯や購入層は?
ボッテガは本物のセレブに愛されているブランドで、かなりの経済力がないと手が届かない存在となっています。その価値を解釈できるのは、40代くらいからであると言えるかもしれません。
落ち着きのあるデザインが魅力なので、ボッテガを愛用するのは、ベテラン世代になってから、というように「先の楽しみ」として、取っておくなんて人がいてもいいかもしれません。
お薦めのシリーズは?
トルマリン コバルトブルー イントレチャート ナッパ クラブ デュオ トートバッグ
ボッテガらしい魅力に溢れたイントレチャート式のトートバッグです。ブラックとブルー、もしくは、ブラックとレッドという、カラーコントラストも美しく、持っていれば永遠に誇らしさを同伴することができるでしょう。
ライトカルバトス フュメ テラコッタ イントレチャート チェッカー トートバッグ
イントレチャートがチェック模様であしらわれているという、現代的でかつ爽やかなデザインのトートです。これまでのボッテガにはなかった雰囲気なので、時代を先取りたいという人にお薦めできる超オシャレなアイテムです。
6位 F.CLIO(エフクリオ)
どんなブランド?
エフクリオは、1983年に創業した、イタリア発のブランドです。
エフクリオは、ファッションの本場であるミラノで誕生しているため、商品には常に最先端の流行が感じられるようなエッセンスが詰められています。
知的でハイセンスな雰囲気を好む若者から高い需要があり、熟練された職人達の卓越した技術が堪能できるのに、価格帯はリーズナブルであると、各方面から高評価を得ています。
価格帯や購入層は?
エフクリオの商品を購入している層は、ファッションに対して高いアンテナを持っている、若い世代の男女です。
本格的な老舗ブランドの商品は、軒並み高価ですが、良いものが高いのは当たり前であるとして。良い上に安いものはないか、という目を光らせている、うるさい人々からも、エフクリオはもてはやされているというわけです。
お薦めのシリーズは?
トートバッグ ノルマーレ REGOLA III Tote NORMALE F.CLIO 97151
立体的なフォルムで、女性らしい「くびれ」をも連想させてくれるような、特別なデザインのトートバッグです。高品質で耐久性に優れている上、使い込むほどに洗練されていく風合いが楽しめるので、上級者でも満足できることでしょう。
ワイド トートバッグ CORAGGIO F.CLIO 97116
使いやすそうなオーソドックスラインのトートバッグですが、しっかりと高級感も醸し出されているという、大人向けのアイテムです。スムース牛革の滑らかな質感が楽しめる、クラシカルでかつエレガントな商品です。
7位 Orobianco(オロビアンコ)
どんなブランド?
イタリア発の、お手頃なビジネスバッグのブランドとして、圧倒的人気を誇っているのが、オロビアンコです。
オロビアンコは、カジュアルなラインも得意ですが、カジュアルそうに見えて、カッチリもしているという、ビジカジ向けの商品が特に優秀なので、社会人デビュー仕立て、という人にもチェックして欲しいブランドです。
価格帯や購入層は?
オロビアンコの価格帯は、比較的安めなので、かなり狙い目です。
オンオフで使い分けられるほど、バッグをいくつも持つことに抵抗がある…なんて人でも、オロビアンコなら、1つのバッグで、ありとあらゆるシーンを乗り越えられるでしょう。
世代的には、20代~30代くらいとマッチしそうな雰囲気です。
お薦めのシリーズは?
KAMPER EVOLUTION-G
落ち着きのある、シックなテイストが魅力的な、A4サイズ対応のトートバッグです。実はカラーバリエーションが豊富で、真っ赤なバージョンなども存在していますが、お薦めは、ネイビーや、コーヒー豆のようなカラーです。
GRYDA-C(DIDAL)
千鳥格子模様がプリントされているので、キラキラと光り輝くような高級感を演出できるという、エレガントなラインのトートバッグです。中央のロゴメダルにも存在感があり、全体的に華やかな雰囲気となっています。
8位 Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
どんなブランド?
フェラガモは、イタリアで誕生した歴史的な高級ブランドです。
セレブ御用達のブランドになりますが、ハイブランドに特有のギラギラした感じや、これみよがしな感じ、誰もがこぞって愛用しているようなメジャー過ぎる感じがありません。
本当に上品な、育ちに良いおぼっちゃんや、お嬢さんが、密かに愛しているブランド、といった雰囲気が漂っています。
価格帯や購入層は?
フェラガモは、落ち着きのあるブランドになるので、アラフォー世代か、それよりも上の世代の男女と相性が良いでしょう。
価格帯は、かなり高めです。ひけらかさないオシャレを楽しみたい、というワンランク上の感性を持った人にお薦めしたいブランドと言えます。
お薦めのシリーズは?
トートバッグ
ミニマルなデザインが、ベーシックなブラックで実現されている、究極に品の良い、ビジネス向けトートバッグです。見えるか、見えないか、くらいの繊細さで、さりげなく刻印されているロゴも、良い感じ。
トートバッグ
ソフトなカーフスキンに、手作業でディテールを施したという、フェラガモらしいクラフトマンシップの光る逸品です。内装にはジップ式の内ポケットも完備されています。ざっくりクタッとしている風合いが、好きな人にとっては、たまらない魅力として映ることでしょう。
9位 STEFANOMANO(ステファノマーノ)
どんなブランド?
ステファノマーノは、数あるイタリア発のブランドの中でも、比較的新しい時代に誕生しているブランドです。
ミシン1つで鞄を手造りした、というところからその歴史はスタートしていて、ものづくりに掛ける情熱は、とにかく最高水準であると言えます。
正確さにこだわるため、通常の何倍もの時間を掛け、ゆっくり丁寧に製品作りを行っている、とのこと。
まだまだ知名度は高くないため、人とかぶらない先物買い的なオシャレを楽しみたい!という人にお薦めです。
価格帯や購入層は?
ステファノマーノの価格帯は、商品にもよりますが、基本的には5万円前後で入手可能なので、これはかなり良心的であると言えるでしょう。
革素材だけでなく、ナイロン素材も上質であると評判なので、あまり高価過ぎるバッグだと手が出ない!という人は、うまいこと、ナイロン系のバッグを取り入れてみてください。
お薦めのシリーズは?
TINTRETTOシリーズ
究極までにシンプルを追求しているシリーズです。ここまでシンプルなバッグだと、かえって素材の良さが目立つので、下手なブランドでは買わない方が良いでしょう。ステファノマーノなら、信頼して手を伸ばすことができます。
WILLER / SALLY
正面の大きなポケットが特徴的な、ヘルメットバッグ風、トートシリーズです。クローム染めされているという牛革は、柔らかくて伸縮性もあります。オシャレなだけでなく、使っていて心地よいかどうかを追求したい、という人は、見逃さないでください。
10位 Daniel&Bob(ダニエルボブ)
どんなブランド?
ダニエルボブは、1976年に誕生した、イタリア発のブランドです。
妥協を一切許さない、高品質なものづくりに定評があり、本物を求める人々からの熱い支持を集めています。
一般的な知名度は、そこまで高くなく、ダニエルボブの名前を出してすぐに反応する人というのは、それだけ革製品に対する知識を集めている人や、ファッションに関する高いアンテナを伸ばしている人、ということになります。
価格帯や購入層は?
ダニエルボブの商品を購入している層は、とりあえず…といった感じで、冷やかしで店に寄ってバッグを手に取るような感じのライトな人ではありません。
どちらかというと、ネットや雑誌で、しっかりと情報を集め、本当に良質なものを作っているブランドはどこなのか、ということを知ろうとしている人、ということになるでしょう。
価格帯は、高品質なだけあって、わりと高めです。
お薦めのシリーズは?
チェルカトーレシリーズ
波打つようなシワ感が魅力的で、ダイナミックな経年変化にも期待ができそうなトートバッグです。手提げと、肩掛けの、両方に真正面から対応してくれている感じで、いかにも身体にフィットしそうな頼もしさが感じられます。
オテッロシリーズ
とにかく、革本来の表情を楽しんで欲しい!という職人の自信とこだわりが伝わってくる、大胆でかつ繊細なバッグです。本物の大人でないと使いこなせない感の漂っている、上質なアイテムです。
まとめ
以上、こちらの記事では、イタリア製のトートバッグに関する情報をお届けしました。気になるバッグは見つかったでしょうか?
トートバッグといっても、カッチリしたものから、ラフなものまで、雰囲気の幅はとても広いので、先入観を捨て、自身にバッチリ合ったものを見つけてくださいね!