こちらの記事では、高品質でコスパも良いことが魅力的な、日本の紳士靴ブランドを、人気ランキング形式でお届けしていきます。
ビジネスシーンにおいても、ちょっぴりカジュアルなシーンにおいても、確実に重宝できるような魅力的な靴が揃っていますので、お見逃しなく!
1位 三陽山長(SANYO YAMACHO)
どんなブランド?
三陽山長は、紳士靴を中心とした、日本発の高級革製品ブランドです。
日本の伝統的な職人による「和」の精神を重んじたモノづくりの極意を、商品から感じ取ることのできるような、美しく気品ある世界観が特徴的です。
紳士靴には、いずれも、日本の男性の古風な名前が付けられており、そこがまた、三陽山長の靴を、独特な存在感あるものにしています。
価格帯や購入層は?
三陽山長の価格帯は、非常に高級となっています。
商品によっては、10万円や、20万円を越えるものもあるので、高い役職に就いているような、セレブレティな男性にマッチすることでしょう。
幸運は足元からやってくると信じている人や、ゲンを担ぐ人にこそ、三陽山長のようなブランドの美しい靴を愛用して欲しいところです。
お薦めのシリーズは?
極み 勘三郎
三陽山長の中でも、特に高いレベルの技術が結集しているシリーズ、それが「極み」シリーズです。こちらは、縫い割りのない、シームレスヒールが、他にはない優雅さを醸し出しているドレスシューズとなっています。
和一郎
三陽山長と、シューズデザイナー、坪内浩氏とのコラボレーションによって誕生した、エレガントでかつ、斬新な空気感の漂う紳士靴です。配色だけでなく、ハートがモチーフになっている穴飾りなど、細かいディテールも凝っている逸品です。
2位 SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
どんなブランド?
スコッチグレインは、東京墨田区で誕生した、男性向けの本格的なシューズブランドで、職人の手作業により産み出される、高品質なドレスシューズの数々が展開されています。
ビジネスマン達の間では、コスパのいい優良ブランドとして語られており、特に、スコッチグレインには、アウトレット店なども存在するため、3万円以内で、なんとかオシャレしたい!という人にも全力でお薦めされていたりします。
価格帯や購入層は?
スコッチグレインの靴は、日本のビジネスマン、全世代と相性が良いと言えるでしょう。
メイドインジャパンの素晴らしい靴を、手頃な価格で手に入れたいと思うなら、スコッチグレインは、絶妙な選択肢です。
正規品の価格帯は、3~6万円くらいです。特に非の打ち所がないブランドなので、覚えておいて損はないでしょう。
お薦めのシリーズは?
インペリアルプレスティージ
革への細工が複雑になればなるほど、全体のバランスを取るのは難しくなると言われている中、完全に調和の取れたデザインが体現されている、ハイレベルなドレスシューズです。この仕上がりで6万円というのは、かなりお得かもしれません。
オデッサ
修道士の靴であった、モンクストラップタイプのシューズを、洗練されたデザインにアレンジしなおし、現代人なメンズ向けに開発したというシリーズになります。高級カーフに、上品なテクスチャー。飽きの来ない光沢と質感が魅力です。
3位 REGAL(リーガル)
どんなブランド?
リーガルは、元々、アメリカで誕生したブランドなのですが、現在は日本の企業が運営を行っているという、珍しい系譜を持っています。
そのため、シューズのデザインやサイズ感なども、とにかく、日本人の足や感性にフィットするよう、開発されているというわけです。
日本のビジネスマンであれば、リーガルの名を知らない人はいないであろう、というくらい、リーガルは靴業界の中では特にメジャーな存在です。
価格帯や購入層は?
リーガルの靴は、高機能でコスパが良く、全世代のビジネスマン達から支持されるような、汎用性の高さを持っています。
きちんとした場面でかつやくしてくれるような、きちんとした靴を、適正な価格で安心して購入したい、ということであれば、リーガルで決定しておいて、間違いないでしょう。
お薦めのシリーズは?
02ARBD
つま先の形に特徴がある、ドレスシューズです。こちらは、鳥のくちばしをイメージしてデザインした、とのこと。アルコール仕上げの、絶妙な光沢感あるテクスチャーや、遊び心のある甲などにも注目してください。
05JRBG
つま先にエッジが効いており、グッドイヤーウェルト製法で、実用性を考慮して開発されているというビジネス向けのシューズになります。ブラウンのバージョンは、職人による手塗りで、アンティーク調の雰囲気が魅力的です。
4位 UNION ROYAL(ユニオン・ロイヤル)
どんなブランド?
ユニオン・ロイヤルは、1952年に日本で誕生したシューズメーカーです。
創業当時から、世界に誇れるモノづくり、を高いレベルで意識してきたブランドで、早い段階から、イタリアの靴産業に注目し、新型機や新素材の導入を行ってきました。
マッケイ製法と呼ばれる技術を有しており、日本の気候や風土、日本人の足の形や動作に合う、履き心地の良い靴を展開しています。
価格帯や購入層は?
ユニオン・ロイヤルのシューズは、高品質でエレガント、かつ履きやすいと何拍子も揃っているのに、価格帯は比較的手頃です。
10万円くらいしそうな表情の、高級感のある靴が、5~6万円前後で入手可能となっているので、一度覗いてみる価値があるでしょう。
デザインも定番が揃っているため、お気に入りの一足が見つかるはずです。
お薦めのシリーズは?
U1541
足元をエレガントに飾ってくれるような、美しい模様の施されている、ドレスシューズです。足なりの新設計な木型が採用されており、ハンドソーン、ウェルテッド製法にて、クラフトマンシップが最大限に生かされています。
U1106
上品でありつつも、独特のクールで尖った表情が目を惹く、どこか個性的でありたいメンズの心をグッと掴むようなドレスシューズです。味わいのある光沢感も魅力で、このクオリティで、4万円台というのは、かなりお値打ちと言えるでしょう。
5位 chausser(ショセ)
どんなブランド?
ショセは、ずっと履いていたくなる、心地良い靴造りを目指している、日本のシューズメーカーです。
「長く愛着を持てる靴」というコンセプトを掲げ、デザインや素材など、ありとあらゆる面において、妥協をせず、こだわりを持ってハイレベルな商品を展開しています。
ショセのシューズデザイナーである前田洋一氏は、30年後に古着屋でショセの靴を見ても「履きたい!」と思ってもらえるような、普遍的な靴を生み出したいと考えているようです。
価格帯や購入層は?
ショセのシューズは、オーソドックスな中にも、独特の個性的な風合いを有しているので、ファッションに関して、こだわりの強い、30代~40代くらいのメンズと特に波長が合うでしょう。
価格帯は、やや高めですが、なかなか他にはありそうでない、絶妙に定番の斜め上をいくような商品が手に入るので、かなりお薦めです。
お薦めのシリーズは?
C-7280
ヴィンテージ感の漂う、それでいてエレガントな、味わい深い風合いのドレスシューズです。シューレースやホールなど、ありがちなようで、実は全くありがちでない、独特の表情を持っていることに注目してください。
C-740
柔らかいニュアンスのある、独特の光沢感が魅力的な、アンティーク調のシューズです。それでいて、決して古臭くないところが、ショセのセンスの良さとである言えるでしょう。時代に囚われない普遍的な魅力が光っているショセらしい靴です。
6位 宮城興業
どんなブランド?
宮城興業は、世界に1つしかない靴を生み出すという、高い志の元に、高品質な紳士向けの商品を開発している日本のシューズブランドです。
宮城興業では、オリジナルの商品を手掛けてもいるのですが、実は「謹製誂靴」というパターンオーダーのプランが人気となっています。
第二の心臓と呼ばれる足を守るべく、宮城興業では、形だけの靴は靴と呼ばないなど、とにかく、その人の足にフィットする靴を売ろうとしているのです。
価格帯や購入層は?
宮城興業の靴は、その他のどんなメーカーのシューズを履いても、なんだかしっくりこない…というような、こだわりの強い人や、独特の足の形をしている人にとって、最後の救いとなるようなブランドです。
「謹製誂靴」は、一度ハマると中毒になるとも評されているほどです。価格帯については、公式サイトには明記されていませんが、3~4万円程度で入手可能です。
お薦めのシリーズは?
明/may ES-02
どんなシーンにも合わせやすい、オーセインティックなデザインであることをキャッチコピーとしている、魅力的なシリーズです。オーセインティックとは、「正統派」である様を指す言葉。信頼感のある大人を演出したい時に、身につけてみてください。
久/kyu ES-08
こちらは、スエードのテクスチャーによって仕立てられているシューズで、落ち着きある、上品な大人の雰囲気を演出してくれることでしょう。スーツだけでなく、キレイ目なジャケットスタイルなどとの相性もバッチリです。
7位 SHETLAND FOX(シェットランドフォックス)
どんなブランド?
シェットランドフォックスは、1982年に誕生した、リーガルコーポレーションのブランドです。
大人のオシャレを忘れない紳士向けに、流行に囚われないこと、長く履けるものであること、にこだわって、靴の開発を行っています。
非常にプレーンで、飽きの来ないオーソドックスなデザインを得意としているので、定番として持っておきたいシューズを、適正な価格で手に入れたいなら、是非、注目してみてください。
価格帯や購入層は?
シェットランドフォックスの価格帯は、高過ぎることも、安過ぎることもなく、安心して購入できるラインに設定されています。
若いメンズから、ミドル層、シニア層に至るまで、どんな世代の人にも幅広く似合う、汎用性の高いデザインが魅力です。
お薦めのシリーズは?
067FSF
いわゆるローファーと呼ばれるデザインの靴で、非常に原型に忠実に造られているモデルになります。履き込むほどに足馴染みは良くなっていく、とのことで、風合いが増していく甲の革も特徴的です。
068FSF
エレガントでかつ、遊び心のある表情が魅力的な、紳士向けシューズです。タッセルのワンポイントが、日々のテンションを上げてくれることでしょう。ややカジュアルなジャケットスタイルの日にも似合わいそうな、柔和なテイストがありがたいです。
8位 大塚製靴
どんなブランド?
大塚製靴は、紳士向け、婦人向けの、各種シューズの製造および販売を行っている、日本の企業です。
通称はオーツカ。創業は1872年と、実は超老舗メーカーであり、皇室御用達のブランドとして、皇族の人々が履く靴の製造をも行っている、信頼と実績ある企業なのです。
デザイン性に優れているだけでなく、耐久性も高く、さらには疲れない革靴としても評価されるなど、絶対的に安心できる商品を求めているなら、オーツカで決まりでしょう。
価格帯や購入層は?
大塚製靴の商品は、歴史と伝統に裏付けされている高品質なものになるので、かなりお高いのかと思いきや、実は拍子抜けするほど、リーズナブルな価格で展開されています。
代表的なモデルのものが、2万円台ほどで入手可能だったりするので、定番のシューズとして、1つはオーツカのものを持っておくと良いかもしれません。
お薦めのシリーズは?
内羽根ストレートチップ
オーツカのストレートチップモデルは、ビジネスシューズの一足目をどれにしよう…と悩んでいる人に向いている靴です。アーチにピッタリフィットするから、すぐに履ける、というその言葉の意味を実感してみてください。
外羽根プレーントウ
シンプルなデザインのシューズほど、高い技術力が要される、ということを、この靴はよく物語っています。1世紀以上の長い歴史を持つ、オーツカならではの、当たり前のようで、当たり前でない、履き心地の良さを手に入れるべきでしょう。
9位 MIHARA YASUHIRO
どんなブランド?
ミハラヤスヒロは、日本で誕生したシューズブランドです。
デザイナーである彼は、幼い頃から絵画に親しんで来たといい、アート感たっぷりの、デザインや素材にこだわられている商品の数々は、国内外から高い評価を得ています。
東京だけでなく、ミラノでもコレクションが発表されているなど、洗練された、本物のオシャレを楽しむことのできるブランドです。
価格帯や購入層は?
ミハラヤスヒロのシューズは、ありがちでない、独特の感性を求める、アンテナの高いメンズにウケる傾向があります。
世代的には、20代後半くらいから、30代前半くらいがベストマッチするイメージ。
足元のオシャレをおそろかにしない、人と差のつくファッションを心掛けている人は、一度、ミハラヤスヒロを覗いてみるべきでしょう。
お薦めのシリーズは?
トロンプルイユ スリッポンシューズ
ドレスシューズのようでもあり、スニーカーのようでもあるけれど、実は履き心地のよいスリッポンという、トリックアート的な要素もある、ミハラヤスヒロのデザイン力が詰まった商品です。素材はカーフレザーなので、高級感もたっぷり。
レースアップ シューズ
いわゆるレースアップシューズですが、醸し出している雰囲気は、明らかに通常のそれとは異なります。まるで、美術館のガラスケースの中から出てきたかのような、独特の風合いを楽しんでみてください。
10位 PADRONE(パドローネ)
どんなブランド?
パドローネは、東京の足立区にある、シューズ工場「ミウラ」が手掛けている革靴のファクトリーブランドです。
自社工場で製造しているところがポイントで、手作業にこだわった、シンプルかつエレガントで、高品質な商品の数々が展開されています。
現在のところ、そこまで知名度は高くありませんが、これから確実に人気が沸騰するであろうと言われている、狙い目なブランドです。
価格帯や購入層は?
パドローネの商品は、自社工場にて、職人が手作業で生み出しているので、かなり贅沢な品質のものが楽しめるのですが、それでいて、価格帯はかなり安価です。
2万円~4万円が中心となっており、先物買い的に、新しいブランドの優良品を、リーズナブルに手に入れてみたい、という賢いメンズは、早くもパドローネに注目しています。
お薦めのシリーズは?
DERBY PLAIN TOE SHOES
アンティーク調の風合いがありつつ、洗練された都会的な空気感も漂っている、デザイン性の高いエレガントなパドローネのドレスシューズです。このクオリティで3万円台というのは、非常にお得でしょう。ニュアンスたっぷりのカラーバリエーションも魅力です。
SLIP ON SHOES
スリッポンシューズというと、ちょっとその辺へ行く時の、気張らない靴という印象を持っている人もいるかもしれませんが、こちらはそんなスリッポンの概念を覆すかのような、高級感たっぷりの表情が味わえる独特の商品です。
まとめ
こちらの記事では、日本製のシューズブランド特集をお送りしてきました。
日本人の足のことを一番よくわかっているのは、やはり日本のブランド!というわけで、購入の際には、是非とも、以上のランキングを参考にしてみてください。