こちらの記事では、ローファーの人気ブランドをランキング形式でご紹介していきます。
脱ぎ履きが楽で、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいローファーは、間違いなく重宝することでしょう。
思い切って高級品を1足買いするのもアリではないかと。こちらでよく吟味していってくださいね。
1位 JOHN LOBB(ジョン・ロブ)
どんなブランド?
ジョンロブは、イギリスのロンドンで誕生した高級紳士靴のブランドです。
ジョンロブが提供するオーダーメイドの靴は、世界で最も評価が高いとも言われています。
創設者のジョンロブは、ハイレベルなステッチを得意としており、イギリス王室の御用達職人として活躍していた、とのことですから、いかに信頼度の高いブランドであるかが、うかがえることでしょう。
価格帯や購入層は?
ジョンロブのシューズと相性が良いのは、40代前後のメンズでしょう。
落ち着きがありつつも、洗練された空気感の靴は、30代の男性にもしっくりくることでしょうが、価格帯的にかなりお高めなので、ある程度、経済的に豊かな世代になっていないと、なかなか簡単には手を伸ばすことができないでしょう。
お薦めのシリーズは?
TORE
サドルに施されている、4本のレースが特徴的なディテールの凝ったローファーです。春夏シーズンにピッタリの、爽やかな空気感が魅力。軽快な、テンシルレザーソール仕様を楽しんでみてください。
ALWYN
ビスポークのアトリエで、シューズを製造している、熟練された職人達の手によって生み出されたハイセンスなローファーです。角度のついたエレガントなトゥや、全体的にシャープなラインは、非常にモダンな印象を与えてくれます。
2位 G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)
https://www.ghbass.com/home.do
どんなブランド?
ジーエイチバスは、1870年代にアメリカのメイン州で誕生したブランドです。
アメリカ軍の正式なパイロットブーツを手掛けたり、あのマイケル・ジャクソンがミュージックビデオの中で衣装として着用したりするなど、機能性、ファッション性ともに、信頼のできる大きな実績を残しているブランドになります。
価格帯や購入層は?
ジーエイチバスは、20代~30代前後という、比較的若い世代のメンズから需要が高くなっているブランドです。
信頼度の高いブランドでありながら、価格帯がリーズナブルなので、通勤用にも休日用にも、気軽に手を伸ばすことができるでしょう。
ローファーだけでも圧倒的に種類が多いので、ローファーといえば、ジーエイチバスという感じで覚えておいてください。
お薦めのシリーズは?
LARSON WEEJUNS
シンプルながらも耐久性に優れた造りで、高い評価を獲得しているローファーです。レザーのマットな輝きに上品さがあり、どんなスーツやジャケットスタイルにもしっくりとマッチすることでしょう。
LARSON WEEJUNS
デザイン自体はシンプルですが、白と黒とのコントラストが鮮やかで、シックなモノトーン調なのに、モードの最先端をいくような、尖ったセンスが感じられるシューズです。ファッションにアクセントが欲しい時に活用してみてください。
3位 ALDEN(オールデン)
どんなブランド?
オールデンは、アメリカのマサチューセッツ州で誕生したブランドです。
創業年は、1884年と言いますから、今からおよそ100年以上も前、ということになります。
長年に渡って、ブランドの経営を維持してきただけあって、オールデンの品質は非常に優れています。
特に、土踏まずを心地良く圧迫してくれる独特の木型「モディファイドラスト」は、他のブランドにはマネができないと言われています。
価格帯や購入層は?
オールデンは、世代を問わず、スーツやジャケットを着用している紳士によく似合うブランドです。
オーソドックスなデザインのものが中心ですが、バリエーションが豊富なので、ほどよく個性のあるものをチョイスすることも可能です。
価格帯は高めになるので、ここぞ!というタイミングで品質の良い靴を入手したい時などに重宝することでしょう。
お薦めのシリーズは?
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無表情になってしまいがちなローファーに、ワンポイントのアクセントとしてキュートな飾りが付いているタイプの商品になります。女性ウケを狙うなら、こういったシューズも1足所有していると良いでしょう。
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クールな印象の、きちんとしたローファーです。ローファーのような靴を、ビジネスシーンで愛用していくには、メンテナンスが大切ですが、こういった高級品であればあるほど、きちんと磨いておこうという意志が高まることでしょう。
4位 CHURCH’S(チャーチ)
http://www.church-footwear.com/
どんなブランド?
チャーチは、1873年にイギリスで誕生したシューズブランドです。
グッドイヤーウェルト製法と呼ばれる、複式縫いの手法を採用していることでも有名で、最後の磨きあげに至るまで、実に250の工程を通過させているという、手のこんだ高級品を入手することができます。
現在では、伝統的なテイストを守りながらも、モダンなスタイルを提案することに成功しています。
価格帯や購入層は?
チャーチの商品は、30代~40代くらいのビジネスマンと相性が良いでしょう。
価格帯は、ややお高めなのですが、高級ブランドの中では、比較的手を伸ばしやすいラインであると言えるかもしれません。
品数が多く、バリエーションも豊富なので、選び甲斐があるはずです。
お薦めのシリーズは?
CLASSIC COLLECTION
マットな質感がクールで、温度の低い印象を与えてくれる、モダンなローファーです。無駄な要素が一切ないので、シンプルに革の表情を主役に据えて楽しむことができるでしょう。さりげないベルトの雰囲気も上品です。
LOAFERS
遊び心のある紳士に、是非とも愛用して欲しい、ハイカラな表情のローファーです。…と言っても、デザイン的に、何か突拍子もない要素を加えているかというと、その形状自体は非常にシンプル。カラーの配置のみで尖ったセンスを感じさせてくれている逸品です。
5位 COLE HAAN(コールハーン)
どんなブランド?
コールハーンは、1928年にアメリカのシカゴにて誕生したブランドです。
モダンなデザインと職人技とをブランドの自信として掲げており、現在はトータルファッションブランドとして、靴以外にも、ウェア、バッグ、アクセサリーなどのラインを幅広く展開しています。
全身をコールハーンで統一できるという点が、他のシューズブランドにはなかなかない魅力と言えるでしょう。
価格帯や購入層は?
コールハーンの商品を愛用している層は、20代~30代くらいの男女です。
普段は、カジュアルなものも好きで、そこまでハイブランドにこだわってもいないけれど、かしこまったシーンでは、きちんとしたものが欲しい、なんて人から需要が高いブランドであると言えるでしょう。
価格帯も、安くはありませんが、高過ぎないので、お薦めです。
お薦めのシリーズは?
ハミルトン グランド ペニー
トラディショナルな印象のローファーです。ソールの造りがスニーカーのような雰囲気で、いかにも耐久性が高そう!という頼もしさを抱かせてくれます。内装のカラーリングとロゴの入れ方も上品で、玄関に置いてあっても、常に存在感を放ってくれそう。
ピンチ グランド ペニー
アメリカンスタイルの代表的モデルと言われているローファーです。男性のワードローブとして、こちらの商品は、安定的に高い人気を誇っているとのこと。クラシックなデザインでありながら、履き心地はモダンです。
6位 ALLEN EDMONDS(アレン エドモンズ)
どんなブランド?
アレンエドモンズは、アメリカのシューズブランドです。
誕生したのは1922年のことで、間もなく創業から100年を迎えることになる老舗企業です。
アレンエドモンズのシューズは、履き心地の良さに定評があります。ソールの交換など、リペア業務にも積極的に力を入れている良心的なブランドであり、レーガン、クリントン、ブッシュなど、歴代のアメリカ大統領が愛用していたことでも知られています。
価格帯や購入層は?
アレンエドモンズは、世代を選ばず、あらゆるメンズと相性の良いブランドです。
ビジネス向けのローファーやドレスシューズだけでなく、カジュアルなラインも充実しているので、長年に渡って、公私共にお世話になるという人も多いことでしょう。
実は紳士向けのシャツやパンツなども展開されているので、シューズと合わせて購入してみてください。
お薦めのシリーズは?
CAVANAUGH PENNY LOAFER
アンティーク調の、グラデーション豊かな革質が、なんとも言えず、魅力的なシューズです。日本円だと3万円ほどで入手可能なので、これはかなりお得と言えるでしょう。このテイストだけで2~3種類は持っておきたくなる商品です。
SFO DRESS LOAFER
上品だけれど、カッコつけ過ぎていない、お行儀の良さが感じられるローファーです。こちらも、価格は4万円ほどなので、安心して購入することができるでしょう。10万円以上する靴を履く時のような緊張感がなく、リラックスした気持ちで通勤できるはず。
7位 Paraboot(パラブーツ)
どんなブランド?
パラブーツは、フランスで誕生したブランドです。ブランドがスタートしたのは、1908年のことで、元々は、アルピニスト達の登山用シューズを開発していたと言います。
パラブーツの靴に使われている素材には、ブラジルから出荷される良質な天然ラテックスが採用されている、とのこと。
パラブーツの「パラ」は、ブラジルの「パラ港」に由来しているそうです。堅牢な造りで、長時間履いていても疲れないところが、人気の秘密です。
価格帯や購入層は?
パラブーツの価格帯は、5万円前後が中心といったところです。
決して安いわけではありませんが、10万円以上もするようなシューズに興味はない、という人からすると、ほどよいラインになるので、品質的にも信頼ができるし、絶妙といったところでしょう。
ブーツと名付けられていますが、実はそれ以外のドレスシューズラインも充実しています。
お薦めのシリーズは?
ADONIS lisse brandy
マットな落ち着いた輝きが魅力的で、ソールの木目調も相まって、上品な紳士のアイテムという印象を与えてくれるローファーです。ギラギラ、ツヤツヤしていないので、サラリとクールに魅せることができるでしょう。
DAX velours miel
スウェード調の質感が、大人っぽい雰囲気を演出してくれるであろう、気品に溢れたローファーです。ソールの彩度が抑え目なので、軽快な印象もあります。寒い時期にコートと合わせやすいようなシューズでもあります。
8位 Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
http://www.crockettandjones.com/
どんなブランド?
クロケットジョーンズは、1879年にイギリスのノーザンプトンで誕生した歴史あるブランドです。
イギリスのノーザンプトンと言えば、数々のシューズブランドが立ち並ぶエリアとして有名ですが、そんな中でも、クロケットジョーンズは、最大級の規模を誇るブランドであると言われています。
生産ラインを効率的かつ合理的に組み立てているため、品質が良いのに、他のブランドより価格が抑え目という、強力な魅力を持っています。
価格帯や購入層は?
クロケットジョーンズは、英国紳士チックな世界観に惹かれる、40代以降のメンズと相性が良いでしょう。
伝統的な雰囲気のものを、ちゃんとお金を出して手に入れたいけれど、高過ぎるのもちょっと…なんて考えを持っている人は多いことでしょうが、クロケットジョーンズはそんな需要に見事にマッチするブランドです。
お薦めのシリーズは?
Crawford
アンティーク調のレザーの艶と、木目テイストなソールが、いかにも高級品!という雰囲気を放っている、クロケットジョーンズらしいローファーです。見るからに10万円を越えていそうなオーラですが、日本円だと7万円ほどで入手可能なので検討してみてください。
Harvard II
スウェード調の大人しい質感が魅力的で、気品溢れるローファーです。学者や先生をしている人に似合いそうな雰囲気で、いかにも頭の良い人が好みそうなテイスト、とも言えるでしょう。温かみがあるので、親しみやすい印象も持ってもらえるはずです。
9位 SEBAGO(セバゴ)
どんなブランド?
セバゴは、1946年にアメリカのメイン州で創業した、プレミアムレザーブランドです。
セバゴは、誕生以来、妥協なき製法と、素材へのこだわりで、独自のブランドポジションを築いてきました。
代表作には、1970年から40年以上変わらない製法で造り続けているボートシューズや、熟練された職人の施す、手縫い加工が魅力のペニーローファーなどが挙げられます。
価格帯や購入層は?
セバゴは、独特な雰囲気を持った、穴場感の強いブランドに惹かれる、感度の高いメンズにウケているブランドです。
世代的には、30代~40代くらの男性と相性が良いでしょう。もっと高い世代の人でも、キュートに愛用できそうな商品が揃っています。
価格帯は、かなりリーズナブル。3万円前後の靴が多いので、狙い目です。
お薦めのシリーズは?
Docksides
セバゴで代表的なモデルとなっている、独特なデザインのシューズです。元々は、船上で着用するための靴として開発されていた、とのこと。革製の靴紐や、耐腐食性のある真鍮のアイレットなど、1つ1つのディテールにこだわられています。
Classic
長い歴史が続く中、ずっと同じ製法で造り続けられているという、伝統的なモデルのローファーです。優れたフィット感と耐久性が魅力で、根強く多くのファンを獲得しています。クタッとした渋いテイストも魅力。
10位 J.M.Weston(ジェイエムウエストン)
どんなブランド?
ジェイエムウエストンは、フランスで1891年に誕生したブランドです。
フレンチトラッドの代表格と言われる靴のブランドで、機能性が高く、長時間履くことができるという、オリジナルのゴムソールや、分厚いダブルソールなどが有名です。
また、「超低適植物性革なめし」という、伝統的な革なめしの工程を持っているということでも知られています。
老舗ブランドですが、現在では、よりモダンなコレクションを展開するようになっています。
価格帯や購入層は?
ジェイエムウエストンの価格帯は、10万円~12万円程度が中心と、お高めになっています。
経済的に余裕がないと、簡単に手を出すことはできないでしょうが、毎日愛用するビジネスシューズには、しっかり投資したい、という考えを持っている人も多いので、需要はもっと幅広い層の人々から潜在的にあると思われます。
お薦めのシリーズは?
ローファーインボックスカーフレッド
深い味わいのあるレザーは、履けば履くほどに色のムラ感が出てくるとのこと。より一層、愛着も湧いてくることでしょう。ボカル―カーフが使用されている高級品なので、昇進などのキッカケに、自分へのご褒美としていかがでしょうか?
ローファーインボックスカーフブルー
クラシックスタイルの極みとも言える、シンプルな無表情っぷりがクールと言えるローファーです。本物の高級品でなければ、なかなかこういった思い切ったデザインに到達することなどできないでしょう。
まとめ
以上、こちらの記事では、ローファーで人気となっているメンズシューズのブランドをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
上品なローファーは、大人のメンズにとって必須アイテムですから、納得のいく一足を選んでくださいね。